本セミナーでは、統計的寿命予測法について基礎から解説し、信頼性工学の寿命予測を行う際に、確率紙を起点にして、分析方法の進化を段階的に示し、正確な推定方法である多変量非線形回帰モデルまでの流れを詳解いたします。
わかりやすい事例 (仮想的な数値例) を通じて、伝統的な方法に潜む落とし穴を回避するために、確率紙から非線形回帰分析の流れを示し、利活用を以下のステップで紹介する。 はじめに、信頼性工学で行われる伝統的方法のおさらいとして、ワイブル確率プロットを利用したワイブル解析の考え方とその落とし穴を紹介する。次に、線形モデルによる近似による寿命予測法を単回帰分析、重回帰分析を使って紹介する。この方法は変数変換を使った線形回帰分析になるので、予測の基となる反応論モデルの仮定が正しくないと近似精度が悪くなることを示す。最後に、ソフトウェアを使った正確な推定方法を紹介する。非線形回帰分析のうれしい使い方として、包括検定や残差分析の方法を紹介する。段階的に予測方法の考え方を紹介するので、近似法の問題を解決するために非線形回帰分析が役立つことが理解できる。また、時間があれば、おまけとして機械学習への橋渡しを提供する。
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