最新ディスプレートピックスと2030年に向けた技術・産業の方向

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本セミナーでは、世界のディスプレーイベントから見える技術と製品および市場の動向、「平面」から「空間映像」の世界へ進化するディスプレーの技術と市場、新用途を提案する透明ディスプレーや新しい価値を模索するモバイルなど、広くディスプレーのトレンドを概観・把握いただきます。

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プログラム

近年、ディスプレーはLCDからOLEDへと発展し、さらにミニ/マイクロLEDやノーベル化学賞を受賞したQD (量子ドット) も登場し、多様な技術と製品で市場を拡大しています。最近では直視型の平面ディスプレーからAR/VRなどの空間ディスプレーへとさらに応用を広げており注目を集めています。この空間ディスプレーのアプリケーションにおいては、急速に進化している人工知能 (AI) のサポートを受けて、2030年に向けて「New FPD (Free Perception Device) 」の世界へと進化していきます。  こうした最近のディスプレーの進化について、本セミナーでは世界各地のイベントや会議で現地取材した生の情報を基に、個々のディスプレーの最新技術の詳細や参入企業、産業サプライチェーンの動向などを解説します。そして業界の全体像を俯瞰し、今後の方向性を分析し解説します。また、ディスプレー産業の主導権を握りつつある中国の状況とその将来の方向についても解説します。

  1. イントロダクション:“平面ディスプレー” からAIとの融合で創り出す“空間映像”の世界へ
  2. 世界のディスプレーイベントから見える技術と製品および市場の動向
    • 大画面TVの競い合い
      • Mini-LED/QD vs. White OLED vs QD-OLED
    • ノーベル化学賞ではずみをつける量子ドット
      • QD-LCD
      • QD-OLED
      • QD-Micro LED
      • QLED
    • マイクロLED:ブレーキがかかった2024年から再加速へ向かう次のステップ
      半導体技術との融合で起きるデバイスと製造方法の劇的な変化 (マイクロLEDのチップレット化、等)
    • 空間映像を創り出すマイクロディスプレーと光学系:AR/VR/MR
    • 新たな市場創出を目指す透明ディスプレー
      • LCD
      • OLED
      • Micro LED
    • 新たな付加価値を模索するモバイル
      • フォトリソOLED
      • フォルダブル
    • EV化と自動運転化が後押しする車載ディスプレー
    • AIが後押しする空間コンピューティングの世界
      • AIとディスプレーの融合で加速される人類の進化
  3. 2030年に向かうディスプレー産業の動向
    • 巨大な地殻変動とサプライチェーンの変化
  4. まとめと質疑応答: 「次の50年」を見据えたディスプレーの方向
    • キーワードは、“映像と五感” “XR”、“AI”、“Big Data”、“Quantum”、そして New FPD (Free Perception Device) !

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