本セミナーでは、高分子材料のブリードアウトについて取り上げ、添加剤の挙動から、ブリード対策まで、事例とともに解説いたします。
日時
- 2024年11月15日 10時30分〜 2024年11月15日 16時30分
開催予定
プログラム
本セミナーでは、プラスチック(熱可塑性樹脂)の難燃化に取り組む研究開発担当者や難燃剤の研究開発を手掛ける技術者に向けて、プラスチックの燃焼メカニズムや難燃剤の活用方法について解説する。合わせて、難燃剤はプラスチックの難燃性を付与するという利点があるが,ブリードアウトするという問題点がある。現場での実際のブリードアウトによる問題,及びその対策についても解説する。 受講対象レベルは、はじめて難燃剤を取り扱う初級レベルから、難燃配合処方検討を行っている中級レベル、新しい難燃システムを開発する上級レベルまでと幅広く、得られる知識は、基礎的な難燃メカニズム及び国内で購入可能な難燃剤の特徴・配合処方例などであり、得られるスキルは、難燃化処方技術である。
- プラスチックはなぜ燃える? 〜序論〜
- 燃えるメカニズム
- ロウソクの例
- プラスチックの例
- 分解ガスの燃焼反応
- 燃えるメカニズム
- プラスチックを燃えにくくするには 〜序論〜
- 難燃性試験方法
- UL94V試験
- 酸素指数試験
- コーンカロリー試験
- 各難燃剤の難燃メカニズム
- リン系難燃剤 (固相リン炭化断熱層形成-難燃効果の例)
- 臭素系難燃剤 (気相ラジカル補足-難燃効果の例)
- 金属水酸化物系難燃剤 (固相吸熱-難燃効果の例)
- スルホン酸塩/シリコーン系難燃剤 (固相樹脂架橋炭化断熱層形成-難燃効果の例)
- ラジカル発生剤・捕捉剤 (ドリップ促進+気相ラジカル補足難燃効果の例)
- 各難燃剤の特徴まとめ
- 各難燃剤の用途例
- 難燃コンパウンドの現状と課題
- 難燃コンパウンドの生産量、特徴と用途
- 各樹脂への難燃剤適応例と課題
- プラスチックの難燃化における難燃剤選定の基本的な考え方
- 難燃性樹脂組成物の開発設計プロセス
- 環境規制、用途、難燃性試験の観点からの難燃剤の選定
- 樹脂と難燃剤の分解温度からの難燃剤の選定
- 相溶性、分散性からの難燃剤の選定
- 難燃性試験方法
- 各樹脂の難燃化方法 〜第1部〜
- ポリオレフィン (PP、PE)
- ポリオレフィンの燃焼挙動、熱分解挙動
- ポリオレフィンに合った難燃剤の選定
- ポリリン酸アンモニウム/助剤 系
- リン酸アミン塩 複合 系
- リン酸エステル/助剤 系
- ホスホネート型リン系難燃剤/窒素系ラジカル発生剤 系
- 水酸化マグネシウム又はアルミニウム/助剤系
- タルク
- 赤リン
- ナノクレイなど
- PP/リン系難燃剤/珪酸マグネシウム (新規ドリップ防止剤)
- 臭素系難燃剤 系
- ポリスチレン (GPPS、HIPS、ABS)
- ポリスチレンの燃焼挙動、熱分解挙動
- ポリスチレンに合った難燃剤の選定
- HIPS/PPE/リン酸エステル系
- HIPS/PPE/ホスホネート型リン系難燃剤系
- HIPS/フェノール樹脂/赤リン系
- HIPS、ABS/赤リン/膨張黒鉛系
- ABS/リン酸エステル系
- ABS (共重合) /リン酸エステル系
- ABS、HIPS/リン酸エステル/次亜リン酸アルミニウム塩系
- HIPS、GPPS/NOR型HALS系難燃剤/リン系難燃剤系
- HIPS/St-不飽和カルボン酸共重合体/リン系難燃剤系
- HIPS、ABS/臭素系難燃剤系
- ポリカーボネート (PC、PC/ABS)
- ポリカーボネートの燃焼挙動、熱分解挙動
- ポリカーボネートに合った難燃剤の選定
- PC/シリコーン系難燃剤/有機スルホン酸塩 系
- PC、PC/ABS/リン酸エステル 系
- ポリホスホネート系難燃剤系
- ポリアミド (ナイロン6、66、6T)
- ポリアミドの燃焼挙動、熱分解挙動
- ポリアミドに合った難燃剤の選定
- ナイロン6、66/メラミンシアヌレート 系
- ナイロン66/ポリリン酸メラミン/GF 系
- ナイロン66/有機ホスフィン酸金属塩/GF 系
- ナイロン66/有機ホスフィン酸金属塩/ポリリン酸メラミン・亜鉛/GF 系
- ナイロン6、66/赤燐 系
- ナイロン6、66、6T/ポリマー型臭素系難燃剤 系
- ポリエステル (PET、PBT、PLA)
- ポリエステルの燃焼挙動、熱分解挙動
- ポリエステルに合った難燃剤の選定
- PET、PBT/メラミンシアヌレート 系
- PET、PBT/赤燐 系
- PBT/有機ホスフィン酸金属塩/GF 系
- PBT/有機リン系難燃剤 系
- PLA/SiO2-MgO
- PET、PBT/ポリマー型臭素系難燃剤
- ポリオレフィン (PP、PE)
- 難燃剤のブリードアウト現象と処方による対策 〜第2部〜
- ハロゲン系難燃剤のブリード現象と対策
- ハロゲン系難燃剤のブリードアウト現象
- ハロゲン系難燃剤の化学構造とブリードアウト性の関係 (PPの例)
- 化学構造とブリードアウトによる難燃性の経時変化の関係
- 化学構造と拡散・透失性の関係
- ハロゲン系難燃剤のブリード対策 (PPの例)
- 第三成分によるブルーミング対策と考察
- ノンハロ難燃剤のブリード現象と対策
- ノンハロ難燃剤のブリードアウト現象
- ノンハロ難燃剤のブリード対策法
- 各ノンハロ難燃剤のブリード現象と対策
- ポリリン酸アンモニウム (PPの例)
- ポリリン酸アンモニウムの熱分解反応、加水分解反応によるリン酸成分のブリード熱分解反応・加水分解による混練・加工時及び成型品
- 使用時のブリード問題点
- ブリード抑制対策 (結晶系、被覆処理、助剤選定、ブリード防止剤、混練条件)
- リン酸アミン塩 (PPの例)
- リン酸アミン塩の耐熱性、耐熱老化性及び耐水性の改善によるブリード防止例
- リン酸エステル (PC/ABS、PPの例)
- PC/ABS向けリン酸エステルの耐熱性・耐加水分解性と、化学構造からの考察
- PP向けリン酸エステル系難燃剤の耐加水分解性改善によるブリード防止例
- サンドウィッチ構造 (多層構造) によるリン酸エステルのブリード防止例 (PPの例)
- 赤燐 (PSの例)
- 赤燐の耐熱性・耐水性改善事例
- ホスファゼン (PC/ABSの例)
- ホスファゼンの良好な耐熱性・耐水性の例
- その分子構造からの考察
- 水酸化マグネシウム (PPの例)
- 水酸化マグネシウムの白化現象と、特定の表面処理による改良事例
- ポリリン酸アンモニウム (PPの例)
- ハロゲン系難燃剤のブリード現象と対策
- 添付資料
- 各難燃剤の御紹介
- 各難燃剤のお問合せ先
- 質疑応答
受講料
- 1名様: 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 複数名: 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
複数名同時受講割引について
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
- 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 他の割引は併用できません。
アカデミック割引
- 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)
日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。
- 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
- 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
- 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
- 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
- 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
- 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。
ライブ配信セミナーについて
- 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
- お申し込み前に、 視聴環境 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
- 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
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