太陽熱高反射材の性能評価

再開催を依頼する / 関連するセミナー・出版物を探す
会場 開催

本セミナーでは、節電対策の一助としても期待される太陽熱高反射材、遮熱塗料、日高反射率塗料の開発に必要な基礎知識、評価技術を伝授いたします。

日時

中止

プログラム

ヒートアイランド対策の1つとして定着しつつある高反射製品 (太陽熱高反射材/遮熱塗料/日高反射率塗料) の開発に必要な基礎知識,評価技術を伝授いたします。その基本性能である日射反射率の測定方法を中心に,実測例を示しながら,測定装置の原理から具体的な手順,検査機関に依頼測定する際のコツや,測定値の正しい解釈など,高反射製品を適切に評価,選択する際に必要となるポイントを分かりやすく解説します。  また,近年制定された関連工業規格 (JIS K 5602「塗膜の日射反射率の求め方 (2008年制定) ,JIS K 5675「屋根用高日反射率塗料 (2011年制定) 」) を詳解し,今後の展望も紹介します。

  1. はじめに
    1. 地球温暖化,ヒートアイランド,省エネ対策
    2. 太陽熱高反射材が何故求められるのか
  2. 太陽熱エネルギー
    1. 基準太陽光
    2. 全天日射と直達日射
  3. 太陽熱高反射材の基礎原理
    1. 用語について
      • 遮熱
      • 断熱
      • 高反射
    2. 基礎原理
  4. 日射反射率の測定
    1. なぜ分光反射率測定が必要か
    2. 分光反射率に基づく日射反射率測定の実際
      • 使用する装置
      • 反射標準
      • 測定手順
    3. 測定値は一体何を表しているか
      • 実測例の紹介
      • 誤差要因の検討
    4. 分光反射率測定以外の評価方法
      • 温度測定
      • アルベド測定
  5. 工業規格
    1. JIS K 5602「塗膜の日射反射率の求め方」は材料開発過程において有効か?
    2. JIS K 5675「屋根用高日反射率塗料」の考え方
  6. 今後の課題
    1. 太陽熱高反射材の用途展開
    2. 海外動向,高機能化

会場

大阪産業創造館
541-0053 大阪府 大阪市 中央区本町1丁目4-5
大阪産業創造館の地図

受講料

割引特典について