水電解システムにおける電極触媒反応の基礎と応用

再開催を依頼する / 関連するセミナー・出版物を探す
オンライン 開催

本セミナーでは、水電解のコストダウンに関する一般的な概論から電極触媒の性能解析まで解説いたします。

日時

中止

プログラム

工業化されて久しい水電解の技術は、グリーン水素の大量導入に向けて2020年比で2050年までに1万倍の導入が必要となっている。電極材料およびシステムはさらなる高性能化、長寿命化を安価な材料で達成することが求められている。  本講座では水電解のコストダウンに関する一般的な概論を解説し、電極触媒化学の観点から、速度論的解析と物質拡散の重要性を解説し、電極触媒反応の詳細で高度な学術的解説を行う。素反応からの速度論解析、電解質工学による拡散限界電流の決定など、当研究室で進める非極pHの水電解の基礎を織り交ぜて詳細に解説する。

  1. 化学プロセスの電化
    1. 電極触媒の重要性
  2. グリーン水素製造の現状と展望
    1. 現状の課題:コスト
    2. 世界の水電解プロジェクト
  3. 電極触媒の基礎
    1. 素反応に基づく反応機構 (Tafel解析の基礎)
    2. 物質拡散の影響 (回転ディスクの利用)
    3. 水電解の反応物の理解と触媒設計
  4. 様々なpHやイオン存在下における水電解
    1. 非極pH のメリット
    2. 反応物スイッチング (pHの効果)
    3. 緩衝液とpKa
    4. 非極pHに特化した材料特性
    5. 海水利用を志向した塩素イオンの反応の競合

受講料

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

ライブ配信セミナーについて