サンスクリーン製剤開発の基礎および高機能製剤処方設計のポイント

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本セミナーでは、紫外線カット材料の基礎知識、一般的な日焼け止めの製剤特徴と処方設計のポイントについて講師らが検討を実施した開発事例を交えて解説いたします。
また、UVカット素材や製剤の種類を調整するノウハウ、高SPF/PAおよび耐水性をあげた場合の使用感の違いについても解説いたします。

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プログラム

第1部: サンスクリーン製剤開発の基礎知識と高SPF/PA・耐水性を両立させるポイント

 紫外線防御に対する意識の高まりから、多くの人が様々なシーンで日焼け止めを使用するようになり、求められる機能や感触は多岐にわたる。そのため、日焼け止めの処方開発では使用するUVカット素材や製剤の種類を調整し、機能や感触をコントロールすることが重要である。  本講演では、紫外線カット材料の基礎知識、一般的な日焼け止めの製剤特徴と処方設計のポイント、弊社で検討を実施した開発事例について紹介する。

  1. 近年の日焼け止め開発について
  2. 紫外線
    1. 紫外線とは
    2. 紫外線が肌に与える影響
  3. 紫外線防御指数
    1. SPF
    2. PA
    3. 耐水性試験
  4. 紫外線防御素材
    1. 紫外線散乱剤
    2. 紫外線吸収剤
  5. 紫外線ケア化粧品の製剤化技術と剤型
    1. 各剤型の特徴
    2. 開発上の注意ポイント
  6. 高SPF/PAと耐水性と耐水性を両立させる新規水分散型微粒子酸化チタンについて

第2部: 紫外線散乱剤微粒子の高分散技術を応用したノンケミカルサンスクリーン製剤作製のポイント

  1. サンスクリーン製剤の概要
    1. サンスクリーン製剤に用いられる原料、素材
    2. 紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の種類、特徴、問題点
    3. 理想的サンスクリーンに求められる条件と期待
    4. ノンケミカルサンスクリーンの定義と課題
  2. 微粒子分散と光散乱
    1. 化粧品と光の関わり
    2. 微粒子分散と光散乱の関係
  3. 微粒子分散に関与する三要素
    1. ぬれ
    2. 解砕 (微細化)
    3. 安定化
  4. 紫外線散乱剤の機械的解砕工程と分散コントロール
    1. 攪拌機・分散機の種類と特徴
    2. 機種選択のヒント
    3. 紫外線散乱剤の分散事例
  5. 紫外線散乱剤の高分散化で変化する性質とその事例
    1. 分散安定性
    2. 化粧品における光と色に対する分散の影響
    3. SPFへの影響
  6. まとめ

受講料

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