「リーダー不在」とは、ものづくりの分野でもよく聞く言葉です。低コスト化戦略や海外生産、設計審査、3次元CAD、FMEA、社告・リコール、IT化、短期開発、新興国のものづくりの急成長、そして、IoTにAI (人工知能) 。めまぐるしく変わる世界の情勢において、設計管理職やリーダー職の技術者には、コンピテンシー、つまり技術マネジメントに必要な素養、時代が求める自己研鑽が求められています。 本講座では、将来の技術を先導し、その中核を成す設計管理者やリーダーのために、今、押さえておかなければならない設計マネジメントの実務と要点を 1 日で解説します。最新情報を織り込み、自己研鑽への意欲向上と、企業戦略としての設計力向上のきっかけを促します。
一方、新人の技術者教育はさかんに実施されていますが、技術系の管理職やリーダー職の教育は、意外にも構築されていません。管理手法やマネジメントに関する研修教材は数多くあって盛況ですが、技術系向けのものは、存在しません。それどころか、事務系研修に技術系の管理者やリーダー職が一緒くたに押し込まれ、「技術を捨てる管理職」へと導いている場合も少なくありません。このままでは、いつになっても、日本人技術者は攻めることができません。海外企業から攻められるだけです。ここに、リーダー不在のものづくりの原因があります。ぜひ、設計管理者、リーダーに最適な本講座で活性化を促してください。
- 第1章 設計改革に必須なコンピテンシー (設計リーダーの育成方法)
- 設計改革に必要なコンピテンシーとは
- 設計マネジメントには「技術」と「戦略」がある
- 設計マネジメントとは守備と攻撃ができること
- 第2章 Q:品質戦略に関する設計改革
- まずはトラブルを半減すればCとDも半減できる
- 事例:6W2Hによる週報会での設計マネジメント
- 事例:造船企業におけるフロントローディング開発
- 事例:精密機械企業で設計審査ができない!
- 守備の設計から攻撃の設計へ移行
- 攻撃の設計ができる設計改革を目指す
- 戦略を練った企画書とは
- 第3章 Q:設計改革で品質を攻めればCとDがついてくる
- Qに関する戦略マネジメント
- やさしいトラブルの未然防止方法
- 高度なトラブルの未然防止方法
- 第4章 Q:曖昧でなく明確に設計審査の判定ができる設計改革
- 審査判定ができれば戦略マネジメントができる
- QCDPaに関する設計審査の方法
- 身の丈デザインレビュー (MDR) で設計の効率を改革
- 設計に関する日常業務で優先順位を設定する改革
- 事例:優先順位の決め方
- 第5章 C:低コスト化戦略に関する設計改革
- 低コスト化における戦略マネジメント
- 常にコストを意識できる設計改革
- 品質とコストの両立ができる設計改革
配布テキスト・受講特典
講師著書 ついてきなぁ!昇進したあなたに贈る「勝つための設計力」 (日刊工業新聞社)をメインテキストとして使用します。
複数名同時申込割引について
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)
テキスト送付に係る配送料
ライブ配信・アーカイブ配信受講の場合、別途テキストの送付先1件につき、配送料 1,100円(税別) / 1,210円(税込) を頂戴します。
ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー
- 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
- お申し込み前に、 視聴環境 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
- 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
ライブ配信セミナーをご希望の場合
- セミナー資料は、郵送にて前日までにお送りいたします。
- 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
印刷物は後日お手元に届くことになります。
- Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
アーカイブ配信セミナーをご希望の場合
- 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
- 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
- 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
- アーカイブ配信の視聴期間は2024年10月31日〜11月6日を予定しております。
ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
- セミナー資料は別途、送付いたします。