技術者・開発者の皆様から、自分の専門は技術の世界であり、知財は自分とは関係がない、専門家に任せれればいい、という意見がよく聞かれます。確かに知財の参考書を紐解くと、法律条文や規則がズラット並び、いかにも法学の世界、見ただけでうんざりします。本当は、開発した新製品や技術をどのように守るのかを、知りたいところです。知財の活用の実態を知れば、知財の意識が高まります。そうなると、知財は意外と身近なもので、難しいものではないことを実感します。知識はその後自然と身に付きます。技術者・開発者が知財の意識を持ちながら、知財の専門家 (知財部や弁理士) と連携を組むことが日常的になれば、開発力が高まり、時機にあった商品開発ができるのです。その結果競合企業を引き離すことにもなるはずです。
本セミナーでは、多くの具体的事例をご紹介しながら、講義を進めていきます。実はこの手法は、本学で全国初の全学生12000人に知財を必修授業にして、その効果を実証済みです。知財セミナーは観念論になりがちですが、具体的な知財活用の疑似体験が、貴方の脳細胞に染み込みます。きっと研究開発、技術開発等でその有効性が体感できるはずです。この機会に時間のある方もない方も、知財初めての方もご参加されることをお勧めいたします。
- 多額の経費 (1500億) と多くの審査官審判官 (1800人) を配備して運用されている、特許制度の本当の狙いとは?
- 商品開発をやったものの防衛をしていなかった現実の末路
- まず紐解いておきたい特許取得の手順 (教科書的解説)
- あまり知られていない審査官が行っている審査実務の具体的手順
- コスパが求めれる研究・開発現場で役立つ教科書にはない特許取得のノウハウ
- 改良・改善の意識は発明誕生の原動力
- 工事現場のアナログ的作業を技術に変換で特許が生まれる
- モノ造りプロセスにそってモノ、製造方法、方法の特許による防衛法
- 技術者も知っておきたい特許の強い弱いの見極め方
- 強い特許の構築法
- 審査官を前のみりにさせる明細書のまとめ方のコツ
- 知財を活用しての埋もれていた自社製品の復活法、新たなマーケットへの参入法
- 大学の研究者も認識していない研究現場での知財の発掘法
- 産学連携を活かして成功した中小企業の目の付け所
- 商品価値を上げる商標権、意匠権、著作権、不正競争防止法の活用法
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