DX/GX時代のグローバル航空市場、次世代航空機開発 (装備品含む) に向けて“造らずに創る”、日本プレーヤーの競争力向上に必須な新たな取組み

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DX/GX時代のグローバル航空市場を取り上げ、グローバルに活躍するプレーヤーの現在・今後の動向を考察し、グローバル市場で競争力を向上させる施策 (競争優位の条件設定とそのレベル達成必須) は何かを探る。  今後の市場成長に欠かせない新規プロジェクト「造らずに創る」に注力した取組み、その手法と数多くの事例を紹介。2024年3月、経産省・国土交通省が提唱する「次世代航空機開発 (全電気式・水素活用、国際連携重視) 」への対応・準備に不可欠な「航空機及び 装備品安全認証」とその取り組み事例を学び、今後の挑戦企業がグローバル航空市場の Tier 1等業界有力・活躍プレーヤーと共創していく条件や基盤作りを提起する。DX/GXを推進するグローバルソフトウェア・システム有力ベンダーの「造らずに創る」をキーワード ゙とした最新高度化解析・シミュレーションの最新手法、現在ここまできた技術レベル到達、及びその事例を明示し、 CAE/シミュレーション/デジタルツインの前提となる「航空装備品安全認証試験とその安全性確保」も併せて解説する。  航空機、エンジン及び搭載装備品・システム (グローバルUAM – アーバンエアモビリティ、空飛ぶクルマ、有人小型電動航空機/eVTOLは電動化航空機との共通動向が多岐に渡る – その市場含む) を対象とする事業企画、システム設計、開発、試作及び量産ものづくりに関して、日本市場の今後、特にDX/GX化に強く関係する電動化航空機の動向を俯瞰しつつ、大いに参考に値する「ボーイング社ものづくり革新事例 – “DA Digital Analytics & DT Digital Thread“ の展開」 や環境負荷対応必須の事業戦略、適用材料とその開発動向も展望する。  講演者は、1987年以降約30年航空業界Tier 1企業で航空装備品 (特にエンジン系統、航空電力マネージメント等) の設計・開発プロジェクトに関わり、2003年以降米UTC (United Technologies社) との日本合弁企業を通じた経営、2008年以降ナブテスコ航空宇宙カンパニー管掌役員として防衛省及びグローバルメガプレーヤー (Boeing/UTC/BAE/Parker/Honeywell/Safran等) との契約・市場マーケティング・共創/協業に従事。  2009年からの2年間 日本航空装備品委員会 委員長 (日本航空宇宙工業会) に就任、米欧の委員会メンバーやメガプレーヤー経営層と軍需・民需における今後の装備品・システムの方向性を討議。長年のグローバルメガプレーヤー及び日本最上位プレーヤーの経営層やプロジェクト総責任者との交流体験・業界知見を通じて、昨今DX/GX及びSDGsを捉えたグローバル航空市場を考察、2024年以降始まる「次世代航空機開発 (全電気式・水素活用、国際連携重視) 」への対応・準備を踏まえ、今後の日本プレーヤーの競争力向上に向けた施策に言及する。

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  1. グローバル航空市場DX/GX時代のプロジェクト企画・設計・開発・ものづくりの発展
    1. DX/GX時代を迎えてグローバル航空市場の進展
      1. グローバル & 日本 対象市場
      2. “新たなAI/IoT時代:Digital Transformation”
      3. ものづくり白書
        1. 設計/ものづくり/品質保証 – プロセス・チェーンの関係”
        2. 2023年「ものづくり白書」
        3. 2021年「ものづくり白書」
      4. DXの潮流・新たな事業環境への対応
      5. 航空機ビジネスの特徴から観る今後の効果
      6. DX/GX/AM (Additive Manufacturing) グローバル航空市場 業界再編と新たなサプライチェーン
      7. DX事業環境認識
      8. 「企画・設計・開発」段階から“造らずに創る”取組みの必要性
    2. 航空電動化動向 – 電動化推進航空機 DX/GX時代に対応する航空装備品の進化
      1. 航空市場デジタル化等
        1. 航空市場デジタル化
        2. デジタル&グリーンの波
        3. 航空市場カーボンニュートラルへの取組み (水素、SAF等グリーン化への取組み)
      2. 電力系統
        1. 機体内配置
        2. 電力供給発展の歴史、HVDC高圧直流の時代
        3. 民間航空機電動化 顕著な事例・動向
      3. 電動化推進航空機 (次世代) 技術トレンド、日本Tier 1プレーヤー 次世代航空機開発動向
      4. Boeing社電動化の流れ、及び同社DA Digital Analytics & DT Digital Thread 注力推進事例
        • 参考1-2 電動化構造事例
      5. 日本、グローバルプレーヤー動向
      6. 海外、グローバルプレーヤー動向
      7. 装備品含む適用材料、DX/GX時代の材料開発
        • 参考2-2 日本 材料メーカーのマーケット・ポジション も参照
  2. 日本航空市場マーケティング – 航空装備品の進化とプレーヤー
    1. Marketing 本来の強化ポイント
    2. 事例
      1. 重工系 (IHI/KHI) 、ホンダ航空事業事例
      2. 防衛装備品 研究・開発事例
      3. 航空機リース市場、ビジネスジェット市場
    3. 航空市場 開発技術力・競争力強化 – 次世代航空機開発 新戦略への対応
    4. 日本Tier 1装備品企業のマーケット・ポジション – 日本Tier 1プレーヤーとその装備品 開発事例
      • 参考 2 – 1 民需&防衛 グローバル航空市場Tier 1プレーヤーのマーケット・ポジション
        • 日本Tier 1エンジン&装備品プレーヤーの相関
      • 参考 2 – 2 日本材料メーカーのマーケット・ポジション
  3. 空飛ぶクルマ UAM (アーバンエアモビリティ、有人) 市場マーケティング – 新規参入含めプレーヤーの動向
    1. 「はじめに」 – 日本ドローン (無人) 市場、小型電動航空機日本市場、ドローン安全性確保
    2. 空飛ぶクルマ UAM 今後の発展
    3. 空飛ぶクルマ UAM プレーヤー
    4. 空飛ぶクルマの動向等
      1. 空飛ぶクルマの動向
      2. 機体開発の主要課題
      3. 電池開発の動向
      4. 機体開発活発化の背景
    5. 空飛ぶクルマ 機体開発10超事例
      • 参考3-1 空飛ぶバイク
      • 参考3-2 航空機産業及びUAM産業の構造
      • 参考3-3 UAM事業性について
    6. 空飛ぶクルマ適用DX進展事例
    7. 空飛ぶクルマ適用DX/AM事例
  4. グローバル航空市場 企画・設計・開発〜造らずに創る〜
    1. 3D CAD&CAEの歴史〜何故海外ソフトウェアが選択されたか〜
    2. DX促進のキー:Cloud
    3. ここまで到達した技術レベルと航空市場適用・進化
    4. DX促進プレーヤーの技術力向上を事例から観る
      1. 航空装備品安全認証試験とその安全性確保 – CAE/シミュレーション/デジタルツインの前提
      2. CAE/シミュレーション手法を駆使した成果、今後の活用と展望 – 音響解析ソリューション
  5. DX/GX時代のグローバル航空市場 新たな事業環境認識と準備・対応〜造らずに創る〜そして〜環境負荷対応と目標達成必須〜の時代
    1. 「企画・設計・開発・ものづくり革新」と「環境負荷対応 目標達成への取組み」
    2. 「企画・設計・開発体制作り」「進化・深化するSoftwareとその基盤」〜造らずに創る〜事例研究とその成果 次世代航空機開発への取組み、今後への活用と展望
    3. 日本航空市場 – 今後の展望とMarketing指針
    4. グローバル航空市場で成長、日本プレーヤーが競争優位を築くためには

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