暗黙知の形式知化の課題と実態

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本セミナーでは、暗黙知の形式知化について、試行錯誤のプロセスを含め事例とともに解説いたします。
また、標準化が難しい作業や標準化しても伝わらないような作業の展開をどう実現するかについても解説いたします。

日時

中止

プログラム

日系製造業は、過去からオペレーターの阿吽の呼吸などで現場作業を行なってきた。しかしながら、日系企業がグローバル化し始めたことで、その阿吽の呼吸が海外では通用しなくなった。現場作業の標準化を行うことで現場作業のグローバル展開を行なってきた。しかしながら、各地の工場のレベルが上がり、日本国内と同様の製品を作ろうとすると、標準化するのが難しい作業があった。特に標準化しても伝わらないような作業があった。そこで、日系企業はオペレーターの勘やコツを標準化するために試行錯誤してきたが、それこそが、暗黙知の形式知化であった。以前は、日系のどの企業も自社内で標準化をしてきたが、レベルの高い、いわゆる匠の技の暗黙知を形式知化するために、他社の技術も織り込むことで実現した。  本セミナーでは、自身が経験してきた標準化、すなわち暗黙知の形式知化について、例を使って初めから完成までのプロセスを説明する。

  1. はじめに
    1. 暗黙知の形式知化とは?
    2. 製造業のグローバル化
    3. 迫られた標準化
    4. 標準化の進め方
  2. 暗黙知の形式知化
    1. 現場作業の層別
    2. マニュアル作業の自動化
    3. 形式知化へ必要な技術
    4. 工場での形式知化
  3. 今後の課題と展望
    1. 現場改善と形式知化の関係
    2. 製造業の直面する少子化問題
  4. まとめ

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