第1部 ウェット (WET) コーティング技術の概要
(2024年9月12日 9:50〜10:50)
電池デバイスやさまざまな電子機器に用いられるコーティング技術のうち 薄膜Dryコーティング以外のWETコーティングについて、各種方式の概要と主な使い方を解説する。
- 塗工機の要素技術
- 各種塗布方式と乾燥方式
- 塗布乾燥における代表的な欠陥
第2部 ダイコーティングの理論と実際
(2024年9月12日 10:50〜11:50)
薄膜から厚膜まで幅広い用途に用いられるダイコーティングについて 原理に基づくオペレーティングウィンドウの考え方ついて解説する。
- ダイコーティングの基本原理
- リップ先端における塗布ビード
- ビスコキャピラリーモデルによる塗工ギャップの運転範囲
- ダイ流路設計の考え方
- ダイコーティングにおける欠陥
第3部 塗布の計測制御・検査に用いられる「非接触測定センサ」の種類と活用例
(2024年9月12日 12:40〜13:40)
一括りに「塗布」と言っても、塗工方法・対象物・塗布する素材は様々。また、塗布材料は液状であるなどのため、接触しての測定は困難で、非接触測定が求められる。さらに対象は透明・不透明があったり、環境も高温・真空・防爆等があり、これらの条件に耐えうる測定センサの選定が重要。
本セミナーでは、塗布の制御や塗工厚みの検査に用いられる測定センサの種類や特徴、実際の活用例について解説する。
- 非接触測定センサの種類と特徴
- 1次元の測定方式
- 三角測量
- 共焦点
- 干渉計
- X線/赤外線
- 近接
- 2次元/3次元の測定方式
- プロファイラ
- パターン投影
- 干渉計
- 測定制御・検査の実例と導入メリット・選定のポイント
- フィルム・シート
- 透明素材の厚み測定
- 不透明素材の厚み測定
- 塗工直後 (防爆環境) の厚み測定
- 乾燥中 (高温) の厚み測定
- 自動車部品
- ガラス組付け時のシール材塗布形状測定
- エンジン部材へのシール材塗布形状測定
- 電子部品
- CMOSの接着剤塗布形状測定
- 基板へのクリームはんだ塗布検査
- 精密部品への微小量塗布の高さ・体積
- 精密部品へのポッティング高さ測定
- スマートフォン・タブレット
- ディスペンサノズルの測定・制御
- 防水デバイスのシール材塗布形状の測定
- 光学フィルムの多層膜の同時測定
- 半導体ウェハ・ガラス基板
- ウェハ厚み測定
- 張り合わせウェハの塗布厚み測定
- レジスト平坦度の測定
第4部 スプレーガンの概要、特性、その応用について
(2024年9月12日 13:50〜14:50)
脱泡機は、効率的に液体中の気泡を取り除くことができる装置である。工業プロセスにおいて、気泡を取り除く必要がある場合には脱泡機が欠かせない装置であり、製品の品質向上や製造効率を向上させることができる。本講演では、脱泡機の特性とその応用について解説する。
- スプレーガンの概要
- 塗装の目的
- 様々な塗り方
- スプレー塗装のメカニズムについて
- 塗装の原理
- 微粒化の原理
- スプレーガンの動作原理
- スプレー塗装のカンコツ
- 上手な塗装のコツ
- 塗装不良への予防
- 塗装ブースの重要性
- スプレーガン応用例
- スプレーガンのカスタマイズ例
第5部 ロールコーターの概要、特性、その応用について
(2024年9月12日 15:00〜16:00)
- ロールコーターの概要
- ブレードコーター、コンマコーター、キスコーター、グラビアコーター
- ダイレクトコーティング、リバースコーティング
- Roll to Roll、枚葉、1個送り、含浸
- 粘度 非ニュートン流体 ワイセンブルク効果 バラス効果
- ロールの種類
- 手塗り塗工について
- 形状
- 円筒
- クラウン
- V型
- 円錐型
- 熱ロール
- 冷却ロール
- 材質
- 役割
- 塗工プロセス ノウハウ 不具合事例
- 上塗り、下塗り、両面塗布、乾燥工程、塗布ムラ
- ドクターブレード
- 塗工液
- リビング、飛び散り、レベリング
第6部 ディスペンスの基礎と適用事例、およびトレンドについて
(2024年9月12日 16:10〜17:10)
- ディスペンサーの基礎
- ディスペンステクノロジーとは
- ディスペンサーの方式
- ディスペンサーの適用事例
- 主な市場と適用事例
- 塗布アプリケーションのトレンド
- 熱対策
- 環境対応
複数名同時受講割引について
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
- 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 他の割引は併用できません。
アカデミック割引
- 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)
日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。
- 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
- 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
- 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
- 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
- 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
- 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。
ライブ配信セミナーについて
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