化学プラントの設備管理と保全の課題、劣化損傷防止

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本セミナーでは、プラント配管・装置における割れや腐食事例から防食設計、適切な設備診断方法のポイントまで詳しく解説いたします。

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プログラム

プラント設備を安定稼働させることは、生産の維持、保安の確保、労働災害防止、業務負荷軽減など多くのメリットが挙げられ、その達成のために設備管理は大変重要な位置づけの一つと言えます。ひとたび設備に故障が起きると処置、復旧や対策などに労力を要し、二次的な故障を招くこともあります。このような事態になると時間やコストのロスも大きくなってしまうことから、故障を予防することは極めて重要な活動です。  本講座では、経年設備における代表的な保全思想であるリスクベースメンテナンスを中心に保全方式について概説します。次いで、化学プラント設備の代表的な劣化損傷として、静止機器及び回転機械における腐食、疲労のメカニズムについて事例を交えて解説します。さらに回転機故障防止として有効な振動法による簡易診断のポイントを解説します。講義を通じて、合理的な設備管理の実現に少しでもお役に立てましたら幸いです。

  1. 経年プラントの設備保全の考え方
    1. 設備保全の課題
    2. 保全体系
    3. 故障パターン
    4. リスクとは何か?
    5. リスクベースメンテナンスの概要
  2. 腐食管理技術
    1. 腐食の原理
    2. 腐食の分類
    3. 腐食事例
    4. 局部腐食の検査
  3. 疲労破壊
    1. 疲労のメカニズム
    2. 疲労破壊事例
    3. 対策
  4. 回転機の振動簡易診断
    1. 振動パラメータの使い分け
      • 変位
      • 速度
      • 加速度
    2. 振動測定方法
    3. 振動評価基準

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