医薬原薬・ファインケミカル製品のスケールアップ技術

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本セミナーでは、化学プロセスにおけるスケールアップについて基礎から解説し、豊富なスケールアップトラブルの事例と対策を用いて解説いたします。

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プログラム

バッチプロセスでラボからパイロット、パイロットから実機へ化合物合成のスケールアップを行う際、頻繁にトラブルが発生する。  本セミナーでは、なぜトラブルが多発するのかについて、技術的、理論的に考察し、スケールアップする際何に注意すれば良いのかについて、化学工学の基礎知識がなくても理解できるように分かりやすく解説する。またスケールアップトラブルを防止できる技術として、連続プロセスの導入についても簡単に紹介する。医薬原薬やファインケミカル製品のスケールアップ生産を検討している、あるいはこれから検討しようとしている技術者に役に立つセミナーとなっている。

  1. スケールアップと伝熱
    • スケールアップした際の伝熱について考察する
    • 滴下反応の徐熱と連続反応の徐熱についても解説する。
  2. スケールアップと濾過
    • 加圧濾過および遠心濾過のスケールアップ条件設定について解説する。
  3. 溶媒回収、溶媒の選択とスケールアップ
    • 溶媒回収の必要性と、溶媒別の回収方法について解説する。
    • 溶媒の選択についても考察する。
  4. 撹拌のスケールアップ
    • 撹拌の理論を紹介する。
    • 体積当たりの消費電力一定では失敗するスケールアッププロセスについて紹介する。
  5. 抽出のスケールアップ
    • 抽出温度、分液不良、溶存酸素がスケールアップ時にどのような影響を与えるのかについて解説する。
  6. 冷却再結晶のスケールアップ
    • 冷却再結晶の一般理論と、バッチ再結晶、セミバッチ再結晶、連続再結晶の条件設定の仕方とそれぞれの特徴について詳細に解説する。
  7. 濾過と乾燥のスケールアップ
    • スケールアップした際の濾過器/乾燥機について考察する。
    • 乾燥プロセスの熱収支モデルについて

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