バイオシミラーの診療報酬評価と開発、普及への取り組み

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本セミナーでは、バイオシミラー、バイオセイム、外挿について、2024年度診療報酬改定を踏まえて元厚労省薬系技官が解説いたします。

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プログラム

バイオ医薬品は、従来の医薬品では十分な治療を行うことができなかった疾患への治療効果が期待される革新的な薬剤であるがその薬価は非常に高額である。一方、バイオシミラーはバイオ医薬品の後続品であり、先行品と同等/同質の品質、安全性等が担保されつつ、薬価が抑えられるメリットがある。  昨今の医療費の増加に対する削減策の一つである後発医薬品の使用割合は目標値の80%を概ね達成しており、ポスト80%の戦略としてバイオシミラーの使用促進の機運は高まってきている。政府はバイオシミラーの使用促進策として、2020年度の診療報酬改定において、「バイオ後続品導入初期加算」という初めてのバイオシミラーに係る診療報酬を創設し、その後の診療報酬改定により対象薬剤が拡充されてきている。また、2023年にバイオシミラーに係る新たな目標値が設定されたことに伴い、2024年度の診療報酬改定において、「バイオ後続品使用体制加算」というバイオシミラーに係る新たな診療報酬が導入された。  本セミナーでは、これまでの診療報酬改定から見える政府のバイオシミラーの普及促進について紹介するとともに、骨太の方針2024を踏まえた今後の展開について考察する。

  1. バイオシミラーの薬価算定と薬事承認
    1. バイオシミラーとは
    2. バイオシミラーと外挿
    3. バイオシミラーとバイオセイムの違い
  2. バイオシミラーの診療報酬評価
    1. 後発医薬品の使用促進とバイオシミラー
    2. バイオ後続品導入初期加算
    3. バイオシミラーに係る新たな目標値
  3. 2024年診療報酬改定
    1. 2024年診療報酬改定の概要
    2. 2024年診療報酬改定におけるバイオシミラーの位置づけ
    3. 骨太の方針2024から見える今後の展開

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