特許明細書を書くためには、科学技術と特許法を知るだけでは足りず、特許明細書の構造を知り、更に特許明細書に固有の記載ルールなどを知らなければいけません。特許明細書の記載ルールに違反した明細書で特許出願した場合、最悪は特許権が取得できないことも有ります。
特許明細書の記載ルールは、日本国の特許審査基準だけに限られず、外国の審査基準に基づくものもあります。これらの記載ルールの元となる審査基準について知ることが必要です。本講座では、これらの記載ルールと審査基準を説明し、記載ルールから逸脱した箇所を機械的に指摘するチェックツール “明細書Lint” とその使い方についても説明します。これにより、高品質な特許明細書を短時間で作成することを目指します。
- はじめに
- 特許明細書の記載ルールとは? 〜明確性違反・サポート要件違反〜
- 特許明細書を機械的にチェックする各種ツール
- 明細書Lint 〜Word画面上でチェックできるアドイン〜
- 特許請求の範囲の記載ルール
- 「前記」の記載ルール 〜先行詞の欠落〜
- ジェプソン形式の請求項の記載ルール
- 請求項の引用ルール 〜択一的引用とマルチマルチクレーム〜
- 特許請求の範囲を不明確にする表現
- 方法発明に主語を明記 〜ビジネスモデル発明の落とし穴〜
- 明細書の記載ルール
- 明細書の構成 〜課題と解決手段と発明の効果の一体性〜
- 「符号」 〜図面の要素を説明する方法〜
- 「サポート要件」 〜特許請求の範囲の実施形態における裏付け〜
- 数式の記載ルール
- 文章の長さ 〜明確性を担保する方法〜
- 図面の記載ルール 〜五極特許庁とWIPOを前提に〜
- 図面の描画範囲
- 図面番号
- グレイスケール図面とカラー図面
- 線
- 符号
- 引き出し線
- 矢印
- 図面に関する説明 〜文言事項の記載は原則不可〜
- 電気回路記号 〜JIS・ISOへの準拠〜
- 請求の範囲との対応
- 公序良俗違反
複数名同時受講割引について
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
- 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 他の割引は併用できません。
アカデミック割引
- 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)
日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。
- 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
- 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
- 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
- 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
- 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
- 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。
ライブ配信セミナーについて
- 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
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- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
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印刷物は後日お手元に届くことになります。
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- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
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