ISO規格に対応した幾何公差の使い方と表し方

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本セミナーでは、現在の機械製図規則の概要、サイズ公差の基礎知識、幾何公差の基礎知識幾何公差に関する最新ISO規格について、豊富な経験に基づき、入門者にも分かりやすく解説いたします。

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プログラム

今までの日本の機械図面では、もはや海外 (特に欧米) では通用しません。その最大の理由は、「部品形状の表し方」にあります。今までの図面では、部品のあるべき「形状」について、「寸法」と「寸法公差」を用いた様々な指示によって表現してきました。しかし、いまや従来の「寸法」は、「サイズ」と「距離」とに大きく分けられ、「サイズ」に関しては「サイズ公差」で、「距離」に関しては「幾何公差」を使って、図面で明確に指示しなければなりません。今後は、主に「幾何公差を用いた機械図面」になることは必至ですが、その基になるISO規格もここ数年、多くが改定されています。しかし、残念なことに現在のJIS規格はこれにほとんど対応できていません。  そこで、このセミナーでは、日本の設計者の多くが抱いている疑問、「なぜいま幾何公差を用いた機械図面にしなければならないのか」を説明しながら、「幾何公差」の重要性について丁寧に解説します。さらに、それを用いるための基礎事項もしっかり習得してもらいます。  是非、この機会を逃さず、「幾何公差」を用いた「機械図面」の世界に踏み込み、世界に通用する「機械図面」の作成者、あるいは理解者になっていただきたいと思っています。

  1. 幾何公差の基礎知識
    1. 幾何公差を用いる意義
    2. 幾何公差の種類
    3. 用語と定義、記号と意味
    4. データムの理解と指示方法
  2. 幾何公差の指示方法とその解釈
    1. 形状公差の指示方法と解釈
      • 真直度
      • 平面度
      • 真円度
      • 円筒度
    2. 姿勢公差の指示方法と解釈
      • 平行度
      • 直角度
      • 傾斜度
    3. 位置公差の指示方法と解釈
      • 位置度
      • 同心度
      • 同軸度
      • 対称度
    4. 輪郭度の指示方法と解釈
      • 線の輪郭度
      • 面の輪郭度
    5. 振れ公差の指示方法と解釈
      • 円周振れ
      • 全振れ
  3. 演習問題

受講料

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講師著書 実用設計製図 幾何公差の使い方・表し方 第2版 を進呈します。

実用設計製図 幾何公差の使い方・表し方 第2版

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