第1部 コア技術を活用した新規事業プランの作り方と経営層への提案方法
(2024年9月11日 10:00〜11:30)
いま多くの経営層は、改めて現代ビジネスがハイリスクな環境にあることを意識されています。経営層のビジネスを見る目はシビアになり、小手先のアイデアによる新規事業企画で経営層の承認を得るのは難しいでしょう。一方で新規事業担当は、経営層がリスクを意識しているからこそ、自社のリスクを踏まえた真に開発すべき新規事業を構想すべきです。この真に開発すべき新規事業を構想するには、自社が有するコア技術の価値を再定義して新しい市場機会を捉える必要があります。
本講演では、経営層に提案するための新規事業プランニングに必要な“経営目線”とそれを踏まえた“新規事業プランの要点”とは何か、コア技術を再定義して新しい市場機会を見出すには自社技術をどのように評価すべきかについて、講師の実務経験と事例も交えながら学んで頂きます。
- 経営層を説得できる新規事業構想とは
- 経営目線になる
- 新規事業プランで何が必要か
- なぜ新規事業プランが否決されるのか
- 承認される新規事業プランとは
- 経営層から承認を得るためのコツ
- コア技術の再定義
- 強みを活かす技術転用の考え方
- ユーザーが求めている技術の本質とは何か
- 強みに対する目線を変えてみる
- 変化を捉えた市場機会の創出
- コア技術を活かした新規事業のプランニング
- 新規事業の組み立て方
- まだ見ぬ新市場の想定
第2部 新規事業・R&Dテーマを社内で通すためのコツと説明・説得の仕方
(2024年9月11日 12:15〜13:45)
新規事業・R&Dテーマの提案で、提案者はアイデア・技術の卓越性を強調しますが、意思決定者は提案者とかなり違った観点で採否を判断しています。結果的に、卓越した新規事業・R&Dテーマの多くが不採用に終わります。
このセミナーでは、石油会社の経営企画部門で新規事業を審査し、コンサルタントとして新規事業・R&Dテーマの提案を支援してきた講師が、企画を通すコツを事例紹介を交えて実践的に解説します。
- 説明・説得の盲点
- アイデア・技術の卓越性は最低条件
- 意思決定者は提案に批判的、メリットを並べるよりも…
- Yesと言わない理由
- 企画を通すコツ
- 意思決定者の立場に立つ
- 過去の経緯を調べ尽くす
- 自社がどう変わるか?
- 悪影響を示す
- フェルミ推定の精度を高める
- 意思決定者の心を動かすには?
- 意思決定者の手柄にする
- ビビッドなイメージ
- わがこと意識
第3部 未来につながる新規事業や研究開発テーマの策定と承認の獲得
(2024年9月11日 14:00〜15:30)
Society5.0の時代を迎え、先端技術を実装する活動が活発になっている。並行して、循環型社会へ適合する企業活動が求められ、研究・開発部門への要求も多様化している。コア技術やビジネスモデルといえども、この流れには抗えない。新しいテーマを提案するときは、何より「見える化」が重要で、既存事業を未来につなげるシナリオを理解してもらう必要がある。事業部門やスタッフ部門が納得できる取り組み・仕組みが必要になる。テーマの意義と計画が読み取れないと、事業部門はテーマの必要性が理解できずスタッフ部門は投資の決断ができない。
- はじめに
- クラボウの紹介
- 新規事業のテーマ設定
- 新規事業の定義
- ターゲットの設定
- 組織マネジメントの事例
- 事業開発のロードマップ
- シナリオの策定
- ロードマップの創り方
- 開発テーマのオーソライズ
- 経営層が求める研究・開発活動
- スタッフ部門とのコミュニケーション
- 事業部門とのコミュニケーション
- 実現プロセスの最適化
- まとめ
第4部 新規開発テーマ提案資料の作成と説明のポイント
(2024年9月11日 15:45〜17:15)
考案した新規開発テーマを、正式な研究テーマとして、予算と研究要員を確保して本格的に取り組むためには、他者 (多くは上位者) を納得させなければならないが、これは正直簡単なことではない。なぜならば、「新規」=「未知の領域」への展開であり、上位者は責を負いたくない。しかしながら、新規を生み出さない企業に発展の芽はなく、新規は常に求められていることも事実である。すなわち、新規開発テーマが第一歩を踏み出せるか否かは、準備と説得のプロセスでもあり、それは説明資料成長のプロセスごとに準備及び考察すべきポイントが存在する。
本講演では講演者の経験に基づき紹介する。
- 提案のステージ
- 誰に何を提案するのか?
- 提案時にどこまで準備 (考察) できているか?
- 新規開発テーマ提案の最初に考えること
- 提案内容の位置づけの整理
- 現在市場と顧客ニーズ
- 他社にとっての市場と顧客にとっての市場
- 提案内容のブラッシュアップ
- 最初から完璧な資料作成は無理
- 提案書 (企画書) の進化
- つの事例を参考に
- ブラッシュアップ
- 国プロ提案書
- 企画書
複数名同時受講割引について
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 55,000円(税別) / 60,500円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 110,000円(税別) / 121,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 165,000円(税別) / 181,500円(税込)
- 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 他の割引は併用できません。
アカデミック割引
- 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)
日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。
- 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
- 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
- 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
- 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
- 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
- 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。
ライブ配信セミナーについて
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