欧州が先駆的に進めるサーキュラーエコノミー (循環経済) の波が日本をはじめ世界各国に到来し、廃プラスチックのリサイクルが本格的に取り組まれている。先行するEUの容器包装プラスチックや自動車用プラスチックの2030年再生材規制が世界標準になると見込まれ、その対応が急がれている。市場においてもプラスチック再生材のニーズは高く、ケミカルリサイクル&メカニカルの技術開発・産業化 (スケールアップ) 、再生材由来のプラスチック加工製品の商品化が世界的大競争となっている。
本セミナーではこれら廃プラスチックリサイクルの基本と最新動向を解説し、
- プラスチックのリサイクルの基礎 (原理、技術、バリューチェーン (サプライチェーン) 、市場)
- 世界のプラスチックリサイクルの規制の状況と将来
- ケミカルリサイクルの技術開発、大規模産業化の最新状況
- メカニカルリサイクルの現状、課題、IT選別技術などの開発動向
についての理解を得て頂くとともに、今後のビジネスチャンスと技術課題を議論したい。
- 国内外におけるプラスチックリサイクルを取り巻く状況
- 容器包装プラスチックや自動車用プラスチックの2030年規制
- EUの規制の国連プラスチック条約による世界標準化、日本への影響
- 世界のプラスチックリサイクルの状況
- 日欧米の廃プラ処理状況
- 日欧米のリサイクルの状況と目標
- リサイクルの技術と現状
- メカニカルリサイクル、ケミカルリサイクル、溶媒精製法の比較
- 各種ケミカルリサイクルとその強みと弱み
- 混合廃プラ (PE/PP/PS) の熱分解法ケミカルリサイクルとマスバランス方式
- クローズドループリサイクル (サプライチェーン)
- マスバランス方式の実際
- プラスチックの熱分解特性 (熱分解法の技術的基礎)
- 熱分解法のプロセスフローと各工程の課題と対策
- 世界の新プラント建設計画、熱分解油メーカーと石油化学企業の提携
- 各社の熱分解技術の特徴
- PET (ペットボトルなど) のリサイクル (メカニカルリサイクルとケミカルリサイクル)
- 日本の優れたPETボトルメカニカルリサイクル技術とその成功の要因
- PETの各種ケミカルリサイクル技術と開発企業の現状
- ポリスチレンとアクリル樹脂のケミカルリサイクル
- 重縮合ポリマーのケミカルリサイクル
- ポリオレフィン (PO:PEとPP) のメカニカルリサイクル
- メカニカルリサイクルの技術的基礎
- 欧州の優れたメカニカルリサイクル技術と事業
- メカニカルリサイクルの課題と開発
- 2030年の世界標準と必要な日本の対応 (メカニカルリサイクルとケミカルリサイクル)
複数名受講割引
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 32,400円(税別) / 35,640円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
- 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
- 他の割引は併用できません。
- サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。
アカデミー割引
教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。
- 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
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- お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。
ライブ配信セミナーについて
- 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
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- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
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