製品の寿命を設計する信頼性入門

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本セミナーでは、信頼性工学ができた背景、信頼性の3要素 (耐久性、保全性、人間信頼性) 、信頼性を高める設計方法、ワイブル解析による信頼性評価の方法、FMEA・FTAを使った未然防止の信頼性設計、市場問題の評価法について、豊富な経験に基づき、事例を交えながら分かりやすく解説いたします。

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プログラム

信頼性活動は「ゆりかごから墓場まで」と言われていますように、信頼性においては、製品の一生を考える必要があります。  たとえば、あなたが上司から次の様な指示を受けたとします。

 さあ、あなたならどうしますか?

 この研修では、信頼性活動は何をすればよいか、どんなデータを集め、どのように解析すればよいか、を学びます。

  1. 信頼性とは
    1. 歴史をひもとく
    2. 信頼性活動
      • 品質保証のステップと信頼性活動
      • 信頼性活動の狙い
    3. 再発防止と未然防止
      • 再発防止
      • 未然防止 (源流管理と未然防止の徹底)
  2. 信頼性の3要素
    1. 耐久性 (こわれ難さ)
      • 信頼度、不信頼度 (R(t) 、F(t) )
      • MTTF、B10ライフ
      • 平均故障率
      • 故障3パターン
        • DFR型
        • CFR型
        • IFR型
      • 複雑なシステムの故障パターン
    2. 保全性 (見つけ易さ、直し易さ)
      • 保全度とMTTR
    3. 人間信頼性 (使い易さ)
      • 誤認識、誤操作、誤判断の回避
  3. システムの信頼性
    1. 直列系&並列系
      • 直列系の信頼度計算
      • 並列系の信頼度計算
    2. システムの冗長化
      • 冗長設計
      • 冗長設計の落とし穴
  4. 信頼性データ解析
    1. ワイブル解析
      • バスタブ曲線とワイブル解析
      • ワイブル確率紙を用いた解析手順
  5. 未然防止手法
    1. FMEA
      • 設計FMEAの手順
      • 重要度評価点 (RPN)
      • 各評価項目の評価点基準 (例)
    2. FTA
      • FTA図の構成
      • 不良確率の求め方
  6. 市場調査
    1. 故障はどのようにして起こるか
    2. 信頼性の定義と取り組みの考え
    3. 市場の故障状況把握の方法
  7. まとめ

受講料

複数名同時申込割引について

複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。

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