フローマイクロリアクターの基礎と環境調和型精密高速合成

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本セミナーでは、低環境負荷かつ高効率な連続生産を可能にするフロー合成の基礎から生産技術開発や最新動向までを解説いたします。

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プログラム

フローマイクロリアクターによって提供されるミクロな反応場は、化学反応そのものに本質的な影響を与える。その結果、フローマイクロリアクターは従来までのバッチ型反応器を使用する合成化学では不可能であった反応を可能とし、新しい合成技術として近年注目を集めている。さらに、低環境負荷かつ高効率な連続生産を可能とすることから、プロセス化学的観点からも非常に重要である。  本セミナーでは、フローマイクロリアクター研究が導くバッチ技術では実現できない合成化学についての基本的な考え方、生産技術開発、機械学習の活用について、最近の研究・開発を中心に紹介したい。

  1. フラスコ化学にはないフローマイクロリアクター化学独自の特長 (担当:永木教授)
    1. バッチ型リアクターとフロー型リアクター
    2. フローマイクロリアクター独自の特長および高速化学への活用の仕方
  2. フローマイクロリアクターを用いたフラスコでは不可能な高速合成化学 (担当:永木教授)
    1. 高速反応:反応の選択性を制御する
    2. 不安定中間体 (生成物) を経由する高速反応
    3. 反応集積によるの高速合成
    4. AI活用による高速最適化の研究開発
    5. AI活用による自動化の研究開発
  3. 今後の展望 (担当:永木教授)
  4. フローマイクロリアクターの反応への活用法 (担当:牟田氏)
    1. C1カルベノイド種の安定性評価とモノ重水素化反応
    2. 揮発性有機化合物 (VOCs) のフロー反応への活用の仕方
  5. フローマイクロリアクターを用いた製造法および新反応の開発 (担当:早乙女氏)
    1. 高生産性ボロン酸連続合成および、高速鈴木カップリング反応との接続
    2. ワンフロー反応によるピリジン塩酸塩の脱塩と禁水反応の連続化
    3. 超強酸による炭素カチオン種の発生と炭素アニオン種との直接反応

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