全固体電池の基礎と最新動向

再開催を依頼する / 関連するセミナー・出版物を探す
オンライン 開催

本セミナーでは、全固体電池の開発を取り巻く現状と、キーポイントとなる固体電解質および電池内部の界面で生じる現象についてわかりやすく解説いたします。

日時

開催予定

プログラム

過去10年の間、二次電池特にリチウムイオン電池の用途は急拡大し、ウェアラブル端末から電気自動車に至るまで、身の回りの様々な製品に利用されています。多方面への展開により電池の性能は向上し、それにより電気製品の性能も向上しています。二次電池の用途が広がる中で、リチウムイオン電池を越える新たな二次電池の研究・開発も進められています。中でも、固体電解質を用いた全固体電池は、カーボンニュートラル社会の実現や、IoT社会の発展を支える新たな二次電池として注目を集めています。全固体電池では、構成する全ての部材が固体となるために、利点もある一方で、新たな課題も生じています。  本セミナーでは、全固体電池の開発を取り巻く現状と、全固体電池開発のキーポイントとなる固体電解質および電池内部の界面で生じる現象について基礎からわかりやすく解説します。

  1. ポストリチウムイオン電池と全固体電池
    1. ポストリチウムイオン電池と全固体電池への期待
    2. 全固体電池の構造と特徴
      1. 小型用途:チップ型全固体電池
      2. 大型用途:バルク型全固体電池
  2. 固体電解質の基礎と特徴
    1. 結晶欠陥
    2. 拡散とイオン伝導,イオン導電率
    3. 粒界,界面
      1. 空間電荷層
      2. 界面反応層
    4. 主な固体電解質とその特徴
    5. 固体電解質の合成と焼結
    6. 固体電解質の評価
      1. 構造
      2. イオン伝導性
      3. 電気化学安定性
  3. 全固体電池の課題と取組み例〜酸化物系全固体電池を中心として〜
    1. 合剤電極内部の分極要因
    2. 活物質・電解質の界面接合
    3. 電池内部の計測・評価
  4. 国内外の研究動向
    1. バルク型全固体電池
      1. 合剤電極
      2. 金属リチウム負極
    2. チップ型全固体電池
    3. 全固体リチウム – 硫黄電池
  5. まとめ

受講料

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

ライブ配信セミナーをご希望の場合

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合