LC/MS定量分析の試料前処理、条件設定、スペクトル解析

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本セミナーでは、GC/MSとLC/MSにおけるマススペクトルについて、基本的な読み方とフラグメントイオンやMS/MSスペクトルの解析方法について解説いたします。

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プログラム

質量分析の結果であるマススペクトルからは、分子の質量情報や部分構造に関する情報などが得られるが、その解析には通常豊富な経験が必要である。  本講座では、GC/MSとLC/MSにおけるマススペクトルについて、基本的な読み方とフラグメントイオンやMS/MSにより得られるプロダクトイオンスペクトルの解析方法、測定条件とマススペクトル変化、などについて解説する。

  1. LC/MSの基礎
    1. LC-MSの構成
    2. LC/MSで得られるデータ
    3. エレクトロスプレーイオン化法 (ESI) と大気圧化学イオン化法 (APCI) の原理
    4. 四重極質量分析計その他代表的な質量分析計の原理
    5. 質量分析計で用いられる検出器
  2. (U) HPLCの基礎
    1. クロマトグラフィーの原理
    2. 移動相溶媒の選択
    3. カラムの選択
    4. HUPLCとUHPLC
    5. (U) HPLCで用いられるMS以外の検出器
  3. マススペクトルについて
    1. マススペクトルから得られる情報
    2. LC/MSによって得られるマススペクトル解析の基礎
    3. MS/MSによって得られるマススペクトル解析の基礎
  4. LC/MS、LC/MS/MS定量分析入門
    1. LC/MS (/MS) による定量分析のメリット
    2. LC/MSによるSIMとLC/MS/MSによるSRM
    3. SIMにおける定量イオンの選択について
    4. SRMにおけるトランジッションの設定について
    5. LC-MSの各種パラメーターについて
    6. ESIとマトリックス効果
  5. 試料の前処理
    1. 代表的な試料前処理法
      • 除タンパク法
      • 液液抽出法
      • 固相抽出法
    2. LC/MSにおける試料前処理の注意点
    3. 固相のバリエーション
  6. トラブルシューティング
    1. 感度が突然低下した
    2. シグナルが不安定になった
    3. 再現性が悪い
    4. バックグランドイオン強度が高い
    5. 日常的なメンテナンス
  7. まとめ

受講料

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