両利きの経営を実現する組織体制とイノベーション創出の仕掛け

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本セミナーでは、主力事業の継続的な改善、深化と新規事業創出を両立する組織の作り方、コア事業の進化、新規事業探索のポートフォリオを意識したR&Dテーマの創出と運用法について詳解いたします。

日時

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プログラム

第1部 両利きの経営を支える織体制と研究開発部門の役割と運用

(2024年7月23日 12:30〜14:00)

 企業の研究開発部門におけるイノベーションは、最終的に新規事業創出に繋がるものであることが求められる。しかし、新規事業は、技術的な革新が牽引する場合が多いが、それは必要条件であって事業を成功するための十分条件ではない。一方で、既存事業の競争力強化に向けては革新的な生産技術などは、技術イノベーションが求められる。両利きの経営では、既存事業の成長と、新たな成長を担う新規事業の創出の両者をバランスよく実行することが企業としてのサステナビリティを高めると考えられている。  本セミナーでは、両利きの経営を支えるAGCにおける研究開発の考え方について具体的に解説し、組織マネージメント、研究者のマインドセットなどを含めて考え方のポイントを整理する。

  1. AGC株式会社の紹介
    1. 会社概要 ビジョンと価値観、ブランドステートメント
    2. 事業概要 事業領域と事業状況
    3. 研究開発組織の概要 コーポレート開発と事業部開発
    4. 経営戦略 中期経営計画
  2. AGCにおける研究開発
    1. 開発における両利き 革新的生産技術、次世代商品開発、新事業開発
    2. 新規事業創出の仕組み
      1. AGCにおける新規事業探索のクライテリア
      2. 新事業開発部とその機能
    3. コーポレート開発と事業部開発 それぞれの位置づけと役割分担
    4. オープンイノベーションの取り組み
      1. オープンイノベーションの考え方
      2. 横浜テクニカルセンターとAGC Open Square
      3. GT – NET活動の紹介 技術スカウティング機能
      4. 産官学連携活動
  3. 開発マネージメントの仕組み
    1. 開発プロへジェクトとFSプロジェクトの運用
    2. 仮説指向計画法 (DDP法) の活用
    3. 中長期的な開発領域のアライメント BTOL活動
  4. 技術開発を進めるうえでの留意点
    1. 目的志向の研究開発 シーズ思考かマーケット思考
    2. 研究開発者の心構え
    3. 新事業を考えるうえでの留意点

第2部 “未来予測”を活かした新規研究開発テーマの創出

(2024年7月23日 14:15〜15:45)

 未来予測は難しく、たとえ未来予測してもその通りになることはないことが一般的であるため、未来予測から直接的に新規研究開発テーマを創出することは困難であるというのが筆者の立場である。しかしながら未来予測を活かしながら新規研究開発テーマを検討し創出することは、何らかの工夫をすることで可能であると考えている。  そこで本講演では筆者がこれまでに実施してきた手法を元に、未来予測を活かした新規研究開発テーマの創出について述べたい。併せて、簡単ではあるがそのテーマの推進についても述べたい。

  1. 研究開発テーマとは
    1. 筆者の考える研究開発テーマの定義
    2. 技術マーケティングの重要性
  2. 未来予測について
    1. 未来予測の作成方法について
    2. そもそも未来予測は可能なのか?
    3. 未来予測とロードマップ
    4. 未来創造と未来予測の違い
  3. 未来予測を活かした研究開発テーマの創出
    1. なぜ工夫が必要なのか?
    2. 具体的な工夫の方法
  4. 未来予測を活かした研究開発テーマの推進
    1. 推進の際に気を付けるほうが良い点
    2. ステージゲートとの関係
    3. 筆者の考える好ましい人材、組織

第3部 既存事業と新規事業を両立させる組織体制の構築と運営

(2024年7月23日 16:00〜17:30)

  1. 知の深化と探索を両立させる組織体制の構築
  2. 技術戦略の策定
  3. イノベーション・マネジメントシステム “Yume Pro”
  4. 企業文化改革活動

第4部 両利きの経営戦略を実践する組織作りとポイント

〜マーケティング・マインドによる企業改革〜

(2024年7月25日 10:00〜11:30)

 VUCAワールドが当たり前になった昨今、どの企業もさまざまな外部環境変化にさらされている。その中で、各企業の経営者は「既存事業の改善」と「新規事業の創出」を両立させ、過去の成功から脱却し次の成長を目指すことが余儀なくされている。生成AIなどのDXに代表されるような技術の進化により変化のスピードは指数関数的に速く、且つ並行して規制や市場、そして購買者の消費行動も変化が加速している。その反面、とくに成熟した企業には企業文化や組織は両利きの経営を実践するには大きな壁となっている。  本講演では「マーケティングの本質はなにか?」、そしてマーケティング・マインドの重要性を説き、企業改革の弊社における事例も織り込みながら、そのポイントを解説する。

  1. マーケティングの本質とは?
  2. マーケティング・マインドによる企業改革
  3. 新規事業創出のチャレンジとそのポイント
  4. R&Dから事業化に向けてのチャレンジ

第5部 3Mイノベーションモデル

(2024年7月25日 12:15〜13:45)

 3Mでは、「3Mのサイエンスを通じて、現代の人びとの暮らしにより活力を与え、人類の進歩をうながし、より明るい未来を実現するために、必要不可欠なものを創り出す」というビジョンの下で、イノベーションを起こし続けている。  本講演ではその源泉となっている3Mイノベーションモデルを紹介するとともに、そのモデルをどのような分野へ展開しようとしているのかもお話しする。また、そのモデルのひとつの重要な項目は、社員の自主性と多様性を尊重することであり、それが社員自らがイノベーションを生み出すことが社風として根付いているので、その点についても触れる。

  1. 3Mの紹介
  2. 3Mのイノベーションモデル
  3. イノベーションを育む風土と仕組み

第6部 イノベーションプロセスの概要

(2024年7月25日 14:00〜15:30)

40年間の企業生活で、実際の成功や失敗経験を通して学んだ「イノベーションをおこすための必要要件」について説明する。価値創造プロセスに呼応したマーケティング活動や、その基礎となる戦略の重要性、オープンイノベーションのための仕掛けや場の提供にも触れる。また、三井化学が未来へ向けて進めている新事業開発の取り組みの中の、公開されているいくつかの案件について具体的に紹介する。

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