基礎から学ぶ知財戦略セミナー:他社特許分析から新商品開発への手法

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本セミナーでは、企業の知財活動を経験した弁護士・弁理士でもある講師が、間違いやすい特許制度を優しく解きほぐすとともに、クレームチャートの作成方法を手始めに、特許の分析のやり方、そしてそれを念頭に置いた商品開発について解説いたします。

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プログラム

「失われた30年」  メーカーを中心とする日本企業、いや日本そのものの失敗について、メディアでこのように報道されるのを聞いたことはないでしょうか。そして、その巻き返し策の一つとして、知的財産、特に特許について、特許戦略を策定することが必要だということが声高に主張されるようにもなっております。  しかし、戦略を策定する前提として、特許制度は、法制度ですので、本来正確な法知識なしに、策定可能なものではありません。また、ビジネスマンの素養として、専門家ではなくても、複式簿記の知識と同じくらいに、特許制度の基礎知識も求められているとも言えます。  そこで、理工系の大学を出て、大手電機メーカーでエンジニアを経て知財部へ異動し、企業の知財活動を経験した弁護士・弁理士でもある講師が、間違いやすい特許制度を優しく解きほぐすとともに、クレームチャートの作成方法を手始めに、特許の分析のやり方、そしてそれを念頭に置いた商品開発についてご説明します。  特許の担当者ではない、予備知識の無い方にも理解しやすいように、そもそも特許制度とは何なのか、基本中の基本から解説を行います。

  1. はじめに
    1. 知財戦略とは
    2. 知財戦略の2つの流れ
      1. 他社特許の回避
      2. 知財を念頭に置いた新商品等開発 (自社特許)
    3. 基本が大事
  2. 特許制度とは何か【導入編】
    1. 技術と発明と特許
      1. お金儲けの方法は2つしかない
        1. 空間で儲ける〜商社的手法
        2. 時間で儲ける〜メーカー的手法
      2. 時間で儲ける方法
        1. イノベーションを起こす〜その方法の一つが特許
        2. 新技術にどんどん特許を付与していけば、それでよいのでしょうか?
        3. 公開させ、模倣させることも必要です。
      3. 企業 (個人事業主でも) にとっての特許権とは?
        1. 使ってナンボ、金を儲けてナンボのものです。
          目的=自社の商売を守るもの
        2. 使わなければ、ただの費用 (コスト)
      4. まとめ
    2. 特許制度以外の知財権
      1. 知財権色々
      2. 実用新案
      3. 意匠
      4. 商標
        • 特許権との権利構造の違い
      5. 著作権
      6. 不正競争防止法
        • ノウハウか特許出願か
      7. まとめ
  3. 特許=クレーム と覚えよう【基礎知識編】
    1. 特許におけるクレームとは?
      1. クレームはどこ、何?
    2. クレームの用いられ方 その1 (特許権侵害)
      1. 特許権侵害って?
    3. クレームの用いられ方 その2 (特許性判断)
      1. 特許性の判断って?
      2. まとめ
    4. その他の基礎知識
      • 特許番号等
  4. クレームチャートの使い方 【実践編】
    1. クレームチャートとは
      1. クレームチャートとは?
      2. どうやって作るの?
    2. クレームチャートの使い方
      1. 特許権侵害
      2. 特許性判断
  5. 基本の知財戦略【実践編】
    1. 目的 (自社の商売を守る) を外すなかれ〜特許はただの手段
      1. 方向1 他社の真似をしないようにする (他社特許等)
      2. 方向2 他社に真似されないようにする (自社特許等)
        • ポートフォリオ戦略がベストなのか?
    2. 他社特許対策 (方向1)
      1. 怪しい特許を探しだす
        1. FTO調査 (特許クリアランス)
        2. 新規公報閲覧
        3. その他
      2. 対策
        1. 設計変更
        2. 異議申立てと無効審判
        3. 弁護士等の鑑定書
        4. その他
          • インデム
          • ライセンス交渉
          • M&A
    3. 自社特許と自社商品等 (方向2)
      1. 伝統的手法
        • 決定後に知財担当者へ連絡
      2. 最近流行りの手法
        • 知財担当者と練って決定
      3. どちらがよい?
        • 目的 (自社の商売を守る) を外すなかれ〜特許はただの手段
      4. その他
        1. スタートアップでの知財戦略
        2. 最後のまとめ
  6. 近時の知財戦略【応用編】

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