原因追及、再発防止の決め手「なぜなぜ分析」の実践

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本セミナーでは、なぜなぜ分析の基本、適切な道具の理解と使い方、上手に分析を行う必要条件、実務での実践に必要なやり方を、演習を交えて実践的に解説いたします。

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プログラム

「不具合対策したのに同様の問題が再び発生してしまった」
「いろいろ対策しているのに、なかなか不具合が減らない」
このような悩みを抱いている方は多いのではないでしょうか。

 不具合の表面的な原因のみを対処しても問題は消えません。因果の関係で発生するメカニズムから問題が起きるだけでなく、その問題が発生する「しくみの不備」、「管理の不備」まで踏み込む必要があります。それらを放置したままでは、同様の不具合、形を変えた不具合が発生することになります。  ここで学ぶ「なぜなぜ分析」は、この根本にある「仕組みの不備」、「管理の不備」までをも明確にし、真因追究&対策する方法です。講義で手法を理解し、事例を通してさらに理解を深め、演習を通して具体的な実施方法を自ら体得するという3段階で学び「なぜなぜ分析」を実務で使える様に精通していただくことができます。

  1. はじめに
    1. 問題解決の中での“なぜなぜ分析”
      1. なぜなぜ分析の目的は? … 何故“なぜなぜ分析”をするのか
      2. 日々の仕事は問題解決の連続
      3. 問題解決の中で活きる“なぜなぜ分析”
    2. 3つの“なぜなぜ分析” … 対象に応じて“なぜなぜ分析”を使い分ける
      • QC7つ道具、新QC7つ道具の中に道具は3つある
        1. 特性要因図
        2. 要因系統図
        3. 連関図
  2. 事例で学ぶ“なぜなぜ分析”
    1. 新幹線重大インシデントから
      • モノを対象とした“なぜなぜ”、人を対象にした“なぜなぜ”
    2. 4M要因からの“なぜなぜ分析“
      • 5なぜ、掘り下げのポイント
      • 特性要因図、要因系統図を用いた分析
    3. 仕組み、管理の不備の“なぜなぜ分析” (人の行動特性から)
      • 事象連関図を用いた分析
    4. 上手に“なぜなぜ分析”を行う為のポイント、注意点
      • 周知をあつめるためのメンバー構成
      • 認識を共有するための表現方法
  3. 事例で“なぜなぜ”実践力習得演習
    1. 個人演習 (コーヒーの味がいつもと違う) … 特性要因図
      • 回答例との違いは?⇒人により見方の違いがある
        (基本的な“なぜなぜ分析”実践で理解を深める)
    2. グループ演習 (ペットボトルの水が漏れた) … 系統図
      • グループ発表
      • 議論+講師コメント
      • 気づき
        (メンバーとの意見交換の中から、気づきを得て、実践力を深める)
  4. まとめ
    1. なぜなぜ分析まとめ
    2. 真因追究から仕組みの改善まで
  5. 質疑応答 (実践しての疑問を解消)

会場

TH企画 セミナールーム
108-0014 東京都 港区 芝4丁目5-11
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受講料

複数名同時申込割引について

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