熱アシスト磁気記録媒体の開発動向と今後の課題

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本セミナーでは、磁気記録の原理から、最先端の磁気記録の開発状況および将来展望について詳解いたします。

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プログラム

磁気記録は私たちの社会を支える基幹技術として非常に重要であり、Society5.0を実現するためにも更なる発展が期待されています。  本講座では、最初に磁気記録がどのように私たちの生活を支えているのかをお話した後、磁気記録の原理について紹介します。次に最先端の磁気記録の開発状況についてご紹介したあと、将来展望についてお話する予定です。  磁気記録は日本が強い分野です。皆さんにこの分野の状況を知っていただくことで本分野の活性化へとつなぎ、また異分野連携にて新しい技術のシーズが生み出されることを期待します。

  1. 社会背景
    1. DX社会と情報爆発とデータセンタ
    2. データセンタの電力消費量
  2. ハードディスクの動作原理
    1. ハードディスクドライブ (HDD) の中身
    2. HDDの記録密度の推移
    3. 磁気記録の原理と技術の推移
  3. 熱アシスト磁気記録 (HAMR)
    1. HDDの高密度化とは?
    2. HAMRの原理
    3. HAMRで用いられる記録媒体の材料開発
    4. Tbit/in2を超えるFePt磁気記録媒体の実現に向けて
    5. 媒体に求められる仕様
    6. 非磁性材料の探索とデータ駆動型研究への展開
  4. 3次元磁気記録
    1. 3次元磁気記録の可能性:マイクロ波アシスト磁気記録
    2. 3次元磁気記録の可能性:HAMR
  5. 将来の磁気記録
    1. ビットバターン媒体
    2. 円偏向誘起磁化反転

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