第1部
『審査経験をふまえた拒絶理由への対応と面接審査の留意点』
(2012年7月18日 10:30-13:00)
約20年間にわたる特許審査・審判 (医薬品を中心とする化学分野) の経験を踏まえて、拒絶理由への対応と面接審査における留意点について説明します。医薬品分野における講師の審査経験に基づいて、具体的な事例を含めた分かりやすく説明を行う予定です。
本講演を通じて、特許実務のますますの向上を期待しています。
- 特許審査の基本方針
- 特許審査の進め方
- 審査基準の利用方法
- 審査官が心がけていること
- 審査官の視点から出願人へのアドバイス (1)
- 本願発明の認定
- 引用発明の認定
- 本願発明と引用発明との対比
- 審査官の視点から出願人へのアドバイス (2)
- 新規性・進歩性の主張
- 実施可能要件違反への抗弁
- 補正の適否における留意点
- 審査官からみた拒絶理由対応への留意点
- 最初の拒絶理由通知への対応
- 最後の拒絶理由通知への対応
- 拒絶査定への対応 (前置審査など)
- 審査官からみた面接審査における留意点
- 面接審査のタイミング (面接審査の必要性の判断)
- 面接審査の前に準備しておくこと
- 面接審査の効果的な進め方
- 今後の課題
- 特許審査の国際調和とその影響 (特許審査ハイウエイなど)
- 最近の審査基準の改訂とその影響
- 最近の特許法改正とその影響
第2部
『出願側から見た拒絶理由通知対応と面接時の対応』
(2012年7月18日 13:50-16:30)
- 審査、審判における審査官、審判官 (以下審査官等) との面接の重要性
- 面接のガイドライン
- 特許要件につき、審査官等の論理と言葉で、依頼人の要望を成就する
- 面接は、全人格的な手続
- 事例説明 (時間の許す限り)