高分子制振・防振材料に必要な基礎知識と具体的な設計・評価方法

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本セミナーでは、高分子制振・防振材料を取り扱う上で必須となる、高分子の構造、力学特性、評価法から、制振・防振材料としての特性、材料設計の手法について解説いたします。

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プログラム

振動・騒音は身近な社会問題の一つであり、住環境・労働環境の悪化、製品寿命の低下を引き起こす。振動の対策材料には、制振と防振材料があり、主に高分子材料が使用される。高分子材料の粘弾性特性を活用して、振動エネルギーの吸収、反射により対象物の振動を低減させる。  本講演では、高分子制振・防振材料を取り扱う上で知っておくべき、高分子の構造、力学特性、評価法から、制振・防振材料としての特性、材料設計の手法について解説する。

  1. 振動、騒音対策の概要
    • 振動騒音対策の種類
      • 制振
      • 防振
      • 吸音
      • 遮音
  2. 高分子の力学的性質
    1. 高分子の構造
      1. 一次構造
      2. 高次構造
    2. 力学的性質の測定法
      1. レオロジー要素
      2. クリープ、応力緩和
      3. 引張試験
      4. 動的粘弾性測定
    3. 高分子の粘弾性挙動
      1. 温度依存性
      2. 周波数依存性
  3. 制振材料の設計と評価
    1. 分子構造の影響
    2. 可塑剤の添加効果
    3. フィラーの添加効果
    4. ポリマーブレンド、共重合体の影響
    5. 架橋 (加硫) の影響
    6. 拘束型・非拘束型制振鋼板と評価法
  4. 防振材料
    1. 防振 (振動絶縁) 材料の考え方
    2. 防振材料の種類と特徴
    3. 免震材料の種類と特徴

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