本セミナーは、塗布液物性の基礎から解説し、代表的な8種の塗布欠陥の発生メカニズムと対策例から類似のトラブルへの対応について詳解いたします。
(収録日:2024年3月21日 ※映像時間:約2時間37分)
近年ダイを用いた塗布は、塗工精度や繰り返し安定性に優れ、全量塗布できることなどからポピュラーになってきている。しかしながら、ダイ塗布では操作できる塗工条件に制約がありそれを越えると欠陥を生じる。このような塗布現象を理解するためには、粘度、表面張力、分子間力 (濡れ性) といった塗布液物性の意味を理解することと、ダイから気液接触点までの簡単な流動モデルを理解することが必要である。 また、基礎的な知見を実務上極めて重要な欠陥対策に活かすことにより、ダイ塗布のみならずロール塗布、ブレード塗布などにも共通する塗布欠陥を発生メカニズムに基づいて対応できるアプローチを提供する。
(収録日:2024年2月14日 ※映像時間:約3時間6分)
機能性フィルムの開発や量産では、汎用の塗工方式としてスロットダイが活用されますが、より薄く塗るにはグラビア方式やバー方式が適しており、厚塗りにはコンマ塗工やブレード塗工が適しています。フィルム開発や日々の製造で品質改善する際、「理論」 と「現場ノウハウ」をバランスよく知ることが、より良い製品を作るのに役立ちます。 このセミナーでは、各項目で現象イメージ作りを助ける演習ツールを用意し、新製品開発や塗工製造現場で、塗工問題でお困りの方に「塗工の技術の「ツボ」を紹介します。
(収録日:2023年12月21日 ※映像時間:約4時間12分)
近年、塗布により、色々な機能を付与することが行われている。そのためには均一で欠陥のない塗布層を形成することが前提になる。 このセミナーでは均一な塗布層を得るために必要な基材、塗布層の構成素材、塗布層形成方法、乾燥過程について説明する。更に塗布層の故障・欠陥とその対策手段についても説明する。また、塗布層の機能化の手段と具体例についても紹介する予定である。塗布についての知識の無い受講者にもわかりやすい説明を心掛けるつもりである。
(収録日:2024年2月26日 ※映像時間:約4時間31分)
電池デバイスやさまざまな高付加価値製品の製造プロセスとして重要なポジションを占めているダイコーティングを中心に、ウェットコーティングについて実際の現場を踏まえながら、現場で発生する課題解決のために必要な基礎知識について解説します。 塗工プロセスで発生する欠陥は塗布や乾燥、場合によっては塗液や基材などさまざまな要因から影響を受けますが、本講座では基本的な欠陥形状をベースに理論的な対応法を解説します。
教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。