本セミナーでは各社の特許事例を基に間欠塗工の変遷と各方式の特徴を整理して紹介します。また、間欠塗工に用いるスロット塗工とコンマ塗工や乾燥プロセスの理論を化学工学を専門としない技術者にも解るよう数式を排して解説いたします。
さらに、製造現場で技術者が直面する幾多ものトラブルを解決する手法も整理して解説いたします。
日時
- 2024年7月30日 10時30分〜 2024年7月30日 16時30分
開催予定
プログラム
リチウムイオン電池の電極量産工程で汎用の間欠塗工方式は、各メーカーの独自開発で進化してきたため、体系的に整理した解説は少ない。しかし共通課題への対策は共通しており、間欠塗工全般を俯瞰した整理に価値があります。 本セミナーでは各社の特許事例を基に間欠塗工の変遷と各方式の特徴を整理して紹介します。また、間欠塗工に用いるスロット塗工とコンマ塗工や乾燥プロセスの理論を化学工学を専門としない技術者にも解るよう数式を排して解説します。さらに、製造現場で技術者が直面する幾多ものトラブルを解決する手法も整理しました。 これらの「理論」と「現場ノウハウ」をバランスよく知ると、より良い製品を作りやすくなります。このセミナーでは、各項目で現象イメージ作りを助ける演習ツールも用意し、LiB新製品の開発や製造現場の課題解決を全方位的にサポートします。
- リチウムイオン電池塗工の概要
- フィルムが利用されている製品は?
- フィルム部材の役割り
- 性能の変遷 (半導体)
- 性能の変遷 (リチウムイオン二次電池)
- リチウムイオン二次電池の構成
- 正負電極の塗工方法 (間欠塗工)
- 間欠塗工の動画
- リチウムイオン電極の塗工ライン (A)
- リチウムイオン電極の塗工ライン (B)
- リチウムイオン電極の塗工ライン ©
- 特許に学ぶ間欠塗工の変遷
- 初期の電極製造 (直交貼り合わせ方式)
- 初期の電極製造 (マスキング)
- 初期の間欠塗工 (開閉ブレード)
- コンマロール着脱方式
- コンマロール断続回転方式
- スロット間欠方式 (流量・ギャップ可変)
- スロット沈降対策
- スロット端部厚み調整
- コッタによるギャップ調整
- 塗り切り厚み調整 (ギャップ法)
- 厚塗り対策エア噴射
- マニホールド・リターン
- ポンプ・バルブ法
- ピストン開閉法
- 回収バルブ遅延方式
- 開閉バルブ圧力制御方式
- バルブ弁・ギャップのハイブリッド方式
- 背面減圧
- 背面減圧とエッジ分布
- 減圧の安定化 (バッファとオリフィス)
- 基材サクション
- バックアップサクション
- 逆転スロット
- 表裏厚み分布
- 表裏の塗り位置同期
- 表裏の塗り位置同期
- 表裏の塗り位置ズラシ
- 両面塗工の基材エア保持
- 両面塗工の塗工安定板
- 圧延クラウンローラー
- 加熱プレス分布によるカール補正
- スロット塗工方式の概説
- 塗工方式に分類 (ダイ方式は3種類のみ)
- 実験サンプルとRoll To Roll生産の違い
- 塗工液濃度の決め方と適した塗布方法
- Roll To Rollのスロット塗工設備
- ダイヘッドの向きは?
- 薄く塗る時、厚く塗る時
- 流れイメージに役立つCouette-Poiseuille流
- Poiseuille流
- Couette流とPoiseuille流のバランス
- スロットダイのCouette-Poiseuille流
- ビード内の剪断速度
- 剪断速度のオーダー
- 背面減圧しない操作方法
- 塗付けの流動
- マニホールド構造
- ダイ内の流れ
- 円管・マニホールド・スロットの流動
- マニホールド断面形状と幅流量分布
- テーパー・スロットによる幅分布補償
- 幅分布を均一化するために
- シムとエッジの厚塗り
- 超硬スロットダイ (M)
- テンションド・ウェブ方式
- テンションと流体圧のバランス
- ギャップの見積もり
- Coating Window
- スロット渦
- リップ形状
- リップ形状と塗布性
- コンマ塗工方式の概説
- ブレード塗工
- コンマロールたわみ
- コンマロール保温
- 給液方法
- 接合通過
- ストライプ塗工
- 液ダム内の流動
- バックプレート
- ダム液面と底面
- 液ダムの液漏れ防止フィルム
- 乾燥のツボ … 設備・乾燥時間・膜質再現の考え方
- 乾燥現象の支配因子
- 乾燥方式と乾燥能力
- 乾燥効率の支配因子 (噴流)
- 多孔板と二次元ノズル (軸対象とスリット)
- 溶媒の寄与 (水と他の溶媒の比較)
- 塗膜の表面温度は湿球温度 (空気線図)
- 各溶媒の空気線図
- 他の溶媒との違い 〜 飽和蒸気圧と温度
- 乾燥に関わる物性値
- 定率期間と減率期間
- 減率乾燥速度
- 簡易計算法 (乾燥係数 N=1/2〜2/3)
- 膜内の溶媒移動
- 乾燥計算の練習
- 減率乾燥を実測で見積もる方法
- 減率乾燥を実測で見積もる手順
- 成分系の減率乾燥 (MEK+トルエン)
- 成分系の乾燥挙動
- 成分系で乾燥速度を概算したい場合
- 調湿時の含水率履歴
- 凝集系の乾燥
- 乾燥過程の粘弾性変化
- Roll To Roll製造のオンライン厚み評価 (坪量法)
- 坪量によるフィルム厚み計測の変遷
- 坪量による厚さ計の測定原理
- 基材フィルムの厚み計測
- 塗工膜の厚み計測
- Roll To Roll製造の異物検知と対策
- 異物の検知方法
- 異物の分析方法
- バッテリー材料 (アルミ電極のエッジ粉と延伸オイル除去)
- Wet除塵 (浸漬のみ)
- トラブル時の工程分離
- 異物の付着状態
- 異物の除去方法
- 帯電列と表面抵抗
- クリーン度と換気
- クリーンルームへの入室段取り
- エアシャワーと靴裏汚れ
- WetからDryへ
- 塗工プロセスの課題とトラブルの種類
- トラブルの分類
- スケールアップ
- 要因変更
- 製造トラブル
- なぜトラブルが多いのか? (局面で異なるアプローチ)
- 要因変更のベンチマークの設定方法
- 速度アップと補償 (塗工)
- 速度アップと補償 (乾燥)
- 速度アップと補償 (搬送シワ)
- 速度アップと補償 (擦り傷)
- 速度アップと補償 (ベアリングの劣化)
- 速度アップと補償 (巻芯写り)
- 速度アップと補償 (巻ズレ)
- 速度アップと補償 (調送液)
- トラブルの分類
- 突発の製造トラブル
- よくあるトラブル事例
- アプローチ (直観か堅実化か)
- 工程分離
- 塗布前か塗布後か?
- 塗布液かフィルムか?
- 塗布部か送液か調液か?
- 原反か巻出し後か?
- トラブル時のアクション
- トラブルシューティングの手法
- KT法-ATSの基本的考え方
- 差異の整理 (Is と Is Not)
- 仮説の検証
- 留意点
- トラブルを未然に防ぐために
- 役割分担 (製造、品質保証、技術、保全)
- 三位一体〜三権分立
- トラブルの分類と対応
- 設備
- 品質
- 技術
- ロットスケールと頻度
- ロット前後のイベント
- ロット前後のイベント (ロット後フォロー)
- ロット前後のイベント (ロット前ミーティング)
- ロット前後のイベント (PPAミーティング)
- 前ロットとの比較 (4M1Eで差異を整理)
- 素材の評価と補償
- 先発テスト
- 標準化
- 標準の制定
- 標準の改定 (要因変更の標準化)
- 条件の規格幅と管理幅
- 役割分担 (製造、品質保証、技術、保全)
- 円滑な対処を目指して
- 工程分離の仕掛け
- 搬送
- ロール径
- ナンバリング
- バッチ・原反の投入順
- 搬送
- 平時のデータ取り
- コミュニケーション
- 袋小路に入らぬよう
- 担当者とチーム運営 (リーダーは一歩引く)
- 工程分離の仕掛け
- 質疑応答
受講料
- 1名様: 36,200円(税別) / 39,820円(税込)
- 複数名: 25,000円(税別) / 27,500円(税込)
複数名受講割引
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 36,200円(税別) / 39,820円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
- 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。 - 他の割引は併用できません。
- サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。
アカデミー割引
教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。
- 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
- 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
- お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。
ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー
ライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
ライブ配信セミナーをご希望の場合
- 「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
- お申し込み前に、 視聴環境 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
- 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
印刷物は後日お手元に届くことになります。 - ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
- 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
- Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
アーカイブ配信セミナーをご希望の場合
- 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
- 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
- お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
- 別途、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
- 視聴期間は2024年8月19日〜30日を予定しております。
ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。 - セミナー資料は印刷・送付いたします。
- ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
- 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。