情報化社会と言われる中で、「情報は企業の血液」とも言われるように、ますます情報の持つ意味と価値は高まっています。企業においては、ナレッジと呼ばれる蓄積された英知はもちろん、業務フローの中などあらゆる場面で情報が介在し、業務指示も一種の情報で共有と言えます。
このように業務を進める上で欠かせないものですが、Face – To – FaceよりもメールやWeb会議等の手段の割合が増えてくることで、情報共有の齟齬による大きな問題が発生しています。また、情報共有と論じるときに必要となる情報セキュリティーも忘れてはいけません。このように、現代においては、適切に情報を取り扱うことが企業活動の中で必要不可欠であり、最重要なものの一つとなっています。しかし、多くの企業で十分な検討や教育がなされていないのも事実です。
本講演では、単なる情報共有システムとして考えるのではなく、コミュニケーションや、人材育成、そして、ナレッジマネジメントのような情報管理と視点も含めて情報共有について演習も交えながら詳細に解説します。
- イントロダクション
- ベースとなる情報の定義からコミュニケーションも含めた情報共有の理論、考え方について心理的要素も含めてイントロダクションとして整理します。
- 情報とは何か
- コミュニケーション論的情報要素
- 企業にとっての情報とは何か
- 情報共有のメリットと重要性
- 情報共有とは何か
- ルーマンの3要素
- 情報共有の3課題
- ゲーム理論的考察
- 情報の基本構造
- 様々な情報取り扱いの場
など
- 情報共有の基本
- 企業における情報取り扱いで最も重要で基本となる情報共有について、何をどのように共有すれば良いか、情報共有時に陥りがちな落とし穴、ルールなどについて演習を交えて解説します。
- 情報共有と目的
- 3必
- ファースト3
- 本当の報連相
- 人を動かす伝え方
- 認知バイアスの罠
- 定性と定量
- 事実と想像
- 以心伝心
- 情報共有プロセス
- 共有のルールとシステム
など
- 情報管理
- 情報共有は情報漏洩と表裏一体であることから、滞りなく情報共有をしつつ、守るべきものは守るための情報管理の考え方と方法について解説します。
- 情報管理の基本
- フロー
- 管理項目
など
- 情報共有とマネジメント
- 業務指示に代表されるマネジメントと深くかかわる情報共有について、マネジメント視点と関係づけながら解説します。
- 情報共有とマネジメント
- 情報マネジメント
- 組織視点
- マネジメントバランス
- 情報マネジメントによる変換
- エンパワーメント
- コンセンサスとコンフリクト
など
- 技術情報の表現
- データ (数値) やヒラメキといった言葉として表現が難しい技術情報をいかにして情報として共有するかについて解説します。
- グラフの工夫
- データの伝え方
など
- 典型的問題パターン
- 実際の失敗事例も交えながら、情報マネジメント、情報共有などの情報の取り扱いの現場で起こる問題について解説します。
- ケーススタディ
- 代表的な業務の場面を事例として、情報管理のケーススタディーを行います。
- 指示
- ミーティング・会議
- プレゼンテーション
- 文書
- 技術継承
- まとめと質疑応答
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印刷物は後日お手元に届くことになります。
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