ウェットコーティングの基礎と単層、多層塗布方式の解説、塗布トラブル対策

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本セミナーでは、ウェットコーティングの基礎、塗布方式の概要からハジキ、パーティクル異常、塗布膜厚異常の現象と原因、対策まで解説いたします。

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機能性フィルムを高機能化と安価に生産するために、ウェットコーティングが多用されている。ウェットコーティングにおいて、塗布液が支持体に塗り付くためには濡れ性が重要であり、まずは表面張力について説明する。  次に、塗布方式は塗布量、塗布速度、塗布液粘度により多くの方式が用いられているが、今回はダイ塗布方式、グラビヤ塗布方式、バー塗布方式及び、究極の薄層高速塗布方式であるウェブテンションドダイ塗布方式など5方式の特徴を解説するとともに、同時多層塗布方式についても紹介する。  また、塗布品の品質として塗布の厚み精度が重要であるが、ダイ塗布方式による厚み変動要因について解説するとともに、ダイ、バー塗布方式における注目する特許について紹介したい。最後に、塗布故障として、ハジキ、パーティクル異常、塗布膜厚異常の現象と原因について解説する。塗布故障原因はさまざまであり、故障対策の進め方、考え方の一助にしてほしい。

  1. ウェットコーティングの基礎
    1. 濡れ性と表面張力
  2. 塗布操作の基本
    1. 計量
    2. 塗布技術 特に高速塗布化
  3. 単層塗布方式
    1. 切り欠き円筒ドクター (コンマ)
    2. 連続供給エッジドクター (リップ)
    3. リバースロール
    4. リバースグラビヤ
    5. ワイヤーバー
    6. ダイ
    7. ウェッブテンションドダイ (WTD)
  4. 同時多層塗布方式
    1. スライドホッパー
    2. WTD 重層
  5. ダイの膜厚分布因子
    1. マニホールド圧力損失
    2. スロットキャップのばらつき
  6. ダイ、バー塗布の特許紹介
    1. ダイ塗布特許
    2. バー塗布特許
  7. 塗布故障対策の紹介
    1. ハジキ
    2. 乾燥ゾーンのパーティクル異常
    3. 塗布液温度の影響

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