パリ協定のもと、温暖化による気温上昇を2°Cあるいは1.5°C以下に抑えることが世界全体の目標として設定された。目標達成に向けて、日本を含む各国ではCO2を主とする温室効果ガスの排出を2050年頃に実質ゼロ (ネットゼロあるいはカーボンニュートラル) とすることが潮流となっている。 CCUSはCO2の大幅削減が可能な技術オプションとして期待が大きく、各国で普及に向けた動きが活発化している。日本政府も、先進的CCS事業への支援やCCS関連の法整備等、事業化に向けた環境整備を急いでいる。
本セミナーでは、CCUSについて、技術の概要、普及の現状、各国の導入政策、今後の見通しや課題を概説し、温暖化政策におけるCCUSの位置付けを明確にする。
- 気候変動問題への対応状況
- パリ協定
- 削減目標の設定
- ネットゼロ目標
- 国内の対応
- カーボンニュートラル宣言
- カーボンリサイクル
- 二酸化炭素・回収・利用・貯留 (CCUS) の概略
- CCUSのバリューチェーン・プロセス
- CCUSの歴史
- 石油増進回収におけるCO2圧入
- 天然ガス精製におけるCO2回収
- 二酸化炭素回収・貯留 (CCS) 技術の基本プロセス
- CO2回収技術
- 回収技術のオプション
- 各種回収方式とその仕組み・特徴
- 輸送技術
- 各種貯留技術とその仕組み・特徴
- 地中貯留
- 海洋貯留
- 鉱物固定
- CCSの現状およびプロジェクト事例
- CCSの普及の現状
- CO2除去技術 (CDR)
- BECCS (バイオマスCCS)
- DAC (大気直接回収)
- 個別事例 (海外)
- 欧州プロジェクト事例
- 北米プロジェクト事例
- 豪州プロジェクト事例
- アジアプロジェクト事例
- 個別事例 (国内)
- 先進的CCS事業
- CCSの普及障壁・課題
- 技術の多様性
- 経済性
- 政策・法規制
- 社会受容性
- 貯留における問題
- 二酸化炭素回収・利用 (CCUあるいはカーボンニュートラル) 技術
- CCUとは?
- CCUの技術オプション
- CCUの幾つかの論点
- CO2の有効利用・資源化の各種展開とポイント
- 化学品原料の合成
- 燃料製造
- 鉱物化
- CCUの現状と見通し
- CCUの現状およびプロジェクト事例
- CCUの商用プロジェクト事例
- 化学品原料の合成
- 燃料製造
- 鉱物化
- 温暖化政策におけるCCUの位置付け
- CCUのCO2削減ポテンシャル
- CCUの課題
- CO2を利用した燃料合成を想定した投入エネルギーの試算
- CCUにおけるCO2削減効果
- その他
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- 視聴期間は2024年7月1日〜8日を予定しております。
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