本講演では、いよいよ動き出したLTEサービスと2012年の注目点として、インフラ構築、スマートフォン/タブレットデバイスの開発、キャリアの優劣、グローバル市場のインフラ・デバイス市場のトレンドを紹介したい。
2012年秋にキャリア全社で始まるLTEサービスのビジネスモデル、新型iPadはなぜ北米以外の市場のLTEインフラに対応しないのか、次期iPhoneも同様にLTEは北米専用になるのか、グローバルLTE端末に要求される条件、次世代のLTE-Advancedで何が変わるのかなどを考察する。
- LTEは世界共通のモバイルインフラの進化、加速はあってもスローダウンはない
- 3Gよりも圧倒的にグローバルでの立ち上げが速い
- 初めて世界標準がLTEに一本化 ~他の選択肢はない
- 日本の通信事業者のLTE導入プランとインフラ投資
~2012年度から繁忙続く
- 通信4社のLTE導入プランと優劣
- いよいよ本格化するインフラ整備と2015年までの見通し
- グローバルで整備が進むLTEの状況
~先行する北米市場、アジアが続く
- 圧倒的なスピードで展開される北米市場の状況
欧州よりもむしろアジアのほうが積極的
- 複雑化する周波数事情
~デバイスの作りこみの難易度が上がる
- 各国で周波数事情が異なるためグローバルデバイスの登場には時間を要する
- 周波数の追加に加えて、受信回路も複雑化するLTE
- 新型iPadはなぜ北米のLTEにしか対応していないのか、新型iPhoneも同様か?
- 北米市場を照準にあわせた新型iPad
~北米以外ではLTE端末としては動かない
- 新型iPhoneと日本の周波数事情
~果たして新型iPhoneは日本のLTEで動くのか
- LTE時代のアプリケーション
- いよいよ発展するコンシューマークラウド
~ストレージ、音楽、映像全てがクラウド化
- 法人市場で活躍の余地はあるのか
- LTE-Advancedによるモバイルインフラの更なる進化
- ネットワークストレスを解消するLTE-Advancedの可能性
- 2020年に500-1000倍のモバイルネットワークキャパシティを実現する技術要素
- Allモバイル化への道筋
- 質疑応答/名刺交換