- 実例1
- 同僚に対して厳しい口調で接する検査技師長。周囲の技師は気を使って円滑な業務に支障が出ており、その技師長が辞めなければ自分が辞めると言い出す者まで出てきた。
- 実例2
- 職場での人間関係がうまくいかずに退職した医師が、弁護士を代理人として突然内容証明郵便を送ってきた。残業代や宿日直手当が適正に支払われていなかったとしてその支払いを求めている。
- 実例3
- 医師不足のため、紹介業者に登録して医師を募集したが、なかなかマッチングしない。やっと条件の合った医師と契約したら、その医師は周囲とのコミュニケーションがとれず、患者からも医師の態度が悪いと苦情が出るような事態に。
- 実例その他多数
医療機関では他の業種にないような様々な労務リスクが潜んでおり、近年これらのリスクが表面化した労使紛争が目立つようになってきています。
今回は、これまで「患者クレーム対策」等のセミナーでおなじみの医療機関側専門弁護士である棚瀬慎治氏により、医療機関に特化した労務リスク対策のセミナーを開催します。
医療機関管理者、人事・労務担当者必見の講座です。
- はじめに
- 採用時のリスク
- 医師紹介業者とのトラブル事例
- 問題職員の採用によるトラブルと対策
- 奨学金を受給した看護師の就業拒否等
- 賃金と労働時間のトラブル
- 宿日直と「名ばかり管理職」問題
- 医療機関に対する未払残業代請求の増加 (弁護士が広告で勤務医を誘因)
- 職員の不法行為によるリスク
- 職員のセクハラ・パワハラと医療機関の責任
- 職員の私的トラブルと医療機関の責任
- 労災と安全配慮義務
- 医師・研修医の過重労働によるリスク
- 職員のメンタルヘルスと医療機関の安全配慮義務
- 懲戒・解雇
- 問題職員への対処法
- 適法に解雇するための準備
- 退職時のトラブル事例と対策
- 雇い止めの際のトラブル
- 退職者による患者情報漏洩
- 医療機関の労務リスク・ヘッジ
- セクハラ・不当解雇・個人情報漏洩までカバーする賠償責任保険
- 弁護士・社労士との提携
- 今後の展望と対策
- 質疑応答・名刺交換