レオロジーの基本

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本セミナーでは粘弾性体の基本的なモデルを使い、サイン・コサインや微分・積分を使いながら平易に貯蔵弾性率や損失弾性率の導出を説明いたします。
また、レオロジーで出てくるマスターカーブの作成にも言及いたします。

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プログラム

レオロジーの基本を説明します。レオロジー測定/粘弾性測定を行う技術者にとって貯蔵弾性率や損失弾性率が数学的に導出されることを理解していることは重要です。ところが通常のレオロジーの教科書ではこの導出は省略されています。  本講演では粘弾性体の基本的なモデルを使い、サイン・コサインや微分・積分を使いながら平易に貯蔵弾性率や損失弾性率の導出を説明します。またレオロジーで出てくるマスターカーブの作成にも言及します。

  1. レオロジーと高分子
    1. 何がレオロジー測定の対象でしょうか
    2. レオロジーで何が分かるのでしょうか
  2. 粘性・弾性・粘弾性
    1. 変形 (ひずみ)
    2. 弾性率と粘性率
    3. 応力緩和とクリープ
    4. バネとダッシュポット
    5. 粘弾性モデル (1) マックスウェルモデル
    6. 粘弾性モデル (2) フォークトモデル
    7. マックスウェルモデルの数式の導出
    8. フォークトモデルの数式の導出
  3. 動的粘弾性
    1. 静的と動的
    2. 動的変化はサイン波的な周期変動をする
    3. バネとダッシュポットへの正弦ひずみと応力
    4. 周期的なひずみとトルク
    5. 貯蔵弾性率G’と損失弾性率G”の導出
    6. 複素弾性率G*とG’、G”、tanδの関係
    7. 動的粘弾性で使う記号のまとめ
  4. マスターカーブ
    1. 温度と時間
    2. マスターカーブの作成

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