アルカリ水電解の原理・特徴から研究開発動向、今後の展望まで

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本セミナーでは、水電解の原理を基礎的な熱力学、電気化学を交えて解説し、その後アルカリ水電解の特徴や課題、国内外の動向について紹介いたします。
また、要素技術の中で重要となるアノード触媒にフォーカスし、複合酸化物触媒に関する我々の最新成果も織り交ぜながら開発動向を解説いたします。

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プログラム

再生可能エネルギー由来の電気を用いた水電解は二酸化炭素を排出しない水素製造技術であり、中でもアルカリ水電解は20世紀初頭から工業的に稼働している。  本セミナーでは、水電解の原理を基礎的な熱力学、電気化学を交えて解説し、その後アルカリ水電解の特徴や課題、国内外の動向について紹介する。また要素技術の中で重要となるアノード触媒にフォーカスし、複合酸化物触媒に関する我々の最新成果も織り交ぜながら開発動向を解説する。

  1. 水素社会の実現に向けて
    1. なぜ「水素」なのか
    2. 水素の利用
      1. エネルギー源および化学原料としての水素
      2. エネルギー貯蔵技術としての電池との比較
      3. 今後の水素市場
    3. 水素のさまざまな製造方法
  2. 水電解の原理と特徴
    1. 原理
      1. 水分解の熱力学
      2. 水電解の電気化学
      3. 電解電圧の理想と現実 (過電圧について)
      4. 効率
      5. 性能向上に向けて
    2. 水電解の種類と特徴
      1. アルカリ形水電解
      2. プロトン交換膜形水電解
      3. アニオン交換膜形水電解
      4. 固体酸化物 (高温水蒸気) 形水電解
  3. アルカリ水電解
    1. アルカリ水電解の歴史
    2. 国内の動向
    3. 欧州を中心とした国外の動向
    4. 各要素技術の概略
    5. 実用化に向けた課題
  4. アルカリ水電解用アノード触媒の開発
    1. アノード触媒の課題
    2. 遷移金属元素から成る複合酸化物触媒
    3. シングルナノメートルサイズの複合酸化物超微粒子触媒

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