グローバルで展開している企業におけるグローバル製品は、各国の事情も踏まえ、承認される適応症の違いや規格の違いなど、様々な違いを含めて承認に至るケースがある。しかし、その医薬品の安全性を評価する場合には、その有効成分が同一であれば、どういった適応症であろうが、またどういった規格であろうが、そういった違いには全く関係なく、同じように医薬品の安全性に関する評価を行わなければならない。
ただ、各国の安全性評価結果により、当局への報告要否は異なるケースがある。こうした製品としての違いを乗り越えた上で、各国の規制への対応を可能とするためのグローバルなPV体制の構築が各社に求められるが、ではどういった違いがあり、それにどのように対処することでグローバルPV体制が構築可能となるのかについて、現在各社ともに使用頻度が高まっているベンダーのコントロールとも絡めて説明を行う。
- はじめに
- 安全性部門の歴史
- PMSとPVの違いとは?
- 安全性部門が求めるものとは?
- 日米欧のPV規制、違いについて (基礎知識の整理)
- 個別症例報告について
- 治験時・市販後の関連性、重篤性
- SAE発現日
- 治験時・市販後の新規性
- 治験時の二重盲検試験の対応
- 市販後における患者基本情報
- Special Situation
- 有害事象に該当せず
- 日米欧における原資料の考え方
- 日米欧における原疾患・合併症・既往歴の違い
- 治験薬投与前の有害事象
- 外国症例の情報入手日
- 集積 (定期) 報告について
- グローバルなPV体制に求められるものについて
- グローバルな安全性評価体制について
- 体制として考えられるものは
- 求められるものは何か
- どこの基準に適合させれば良いのか
- 最終的に目指すべきグローバルPV体制とは
- まとめ
複数名受講割引
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 32,400円(税別) / 35,640円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
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アカデミー割引
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