この約20年で化学合成におけるフロー合成技術は有用性の高いものであると認知されるようになった。本技術への期待・関心が高まる一方、各分野での技術的課題なども依然として存在している。
本講座ではフロー合成の基本的な内容から反応開発での応用事例、演者がこれまで取り組んできたスケールアップやGMP製造の事例、不具合が生じた際のトラブル対策などについて紹介する。
- フロー合成化学とは
- フロー合成とは
- フロー合成技術を支える要素技術
- フロー合成技術を活用した反応開発・プロセス開発事例
- フローリアクターの製作
- CMC研究におけるプロセス化学
- プロセス化学とは (創薬化学とプロセス化学)
- プロセス化学の役割 (安全・安定・安価の実現に向けて)
- 実験〜製造の紹介
- フロー合成技術を製造で用いることへの期待
- CMC研究におけるフロー合成
- 製法ルート設計におけるフロー合成のメリット
- Flash Chemistry Processの開発
- フラッシュケミストリーとは
- フラッシュケミストリー技術を用いたプロセス研究
- フラッシュケミストリー技術を活用したライブラリ合成への応用
- フラッシュケミストリー技術を活用したスケールアップ生産
- ナパブカシン製法開発におけるフロー合成技術の貢献
- バッチでの製法開発と課題
- 拡散現象と流路依存性
- マイクロミキシングによる高度な反応制御とプロセス開発
- スケールアップ生産
- プロセス強化 (Process Intensification) への貢献
- GMP製造への適用
- フロー化する目的
- ICH Q13の考え方
- 設備設計戦略 (Multi purpose / Single use)
- GMP製造の実施
- 今後の課題
- まとめ
- 本日のまとめ
- フロー合成技術に込める今後の期待
1.4 フローリアクター製作について
聴講者と共にフローリアクターを製作します。
現地にお越しいただければ実際に製作シーンをご覧いただき、ノウハウを獲得いただけます。
複数名受講割引
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 36,200円(税別) / 39,820円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
- 申込みフォームの受講方法から「オンライン」をご選択ください。
- 他の割引は併用できません。
- サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。
アカデミー割引
教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。
- 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
- 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
- お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。
アーカイブ配信セミナー
- 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
- 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
- お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
- 別途、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
- 視聴期間は2024年6月28日〜7月11日を予定しております。
ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
- セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
- ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
- 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。