サステナブルパッケージ・循環型ポリマー利用に向けたシール技術動向と対策

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本セミナーでは、ヒートシール技術の基礎から、よくある不良の原因と対策、モノマテリアル仕様におけるヒートシール層考察や再生のための脱インク・脱ヒートシール剤・デラミネーション、水性ヒートシール剤に紙用ヒートシール剤など循環型ポリマー利用・サステナブルパッケージに向けた課題と対応策を解説いたします。

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プログラム

EUはPPWR (包装及び包装廃棄物規則) を議会で採択し、循環型ポリマーの利用促進となる。特にrecycled PE/PPの需要は急増する。日本から欧州市場に包装製品を輸出する場合、シールが不安である。  本セミナーでは、石油100%のPE, PPからrecycled PE/PPを使いこなせるか、どのような工夫が必要か課題と対応策を説明する。また、水性ヒートシール剤、紙用のヒートシール剤にも言及する。その他HSの基本及び工夫されたHS技術やHS以外のシール方法などを説明する。

  1. EUのPPWR
  2. リサイクル技術とr PE, r PPとは
  3. Recycled plasticsを配合の義務化
  4. ヒートシールの基本
    1. シール条件
    2. ヒートシール曲線
    3. シール温度/強度の設定
  5. ヒートシール材料と充填包装機の留意点
    1. フィルム及び extrusion coatのオレフィン系樹脂
    2. 循環型オレフィン樹脂の扱い
    3. 溶剤タイプのヒートシール剤
    4. 二つのシール温度帯を有するヒートシールフィルム
    5. 易開封のために部分的に弱シールにする方法
  6. 包装材料の仕様と適正なヒートシール技術の選定
    1. 包装仕様設計と内面シーラントの設計
    2. 充填包装機とシール方法
    3. ヒートシール軟包装袋及び半剛性容器の試験方法
    4. ヒートシール材料と対応の循環型ポリマー利用の考え方
  7. 紙ベース包材の場合のHS層の工夫
  8. 医薬品包装におけるHS剤の検討事例
  9. 循環型パッケージにおける包材のcertified resins/再生再利用樹脂 (循環型ポリマー) とHS層の考察
    1. 回収PTPの剥離及び再生の考察 海外の新しいPTPにおけるHS剤の考察
      • ケミカルリサイクルにおけるPE, PPの考察
    2. モノマテリアル仕様におけるHS層の考察
      • 海外の既存の回収ルート利用の真野マテリアル仕様
      • フィルムの場合、紙仕様の場合
  10. 再生のための脱インク、脱HS剤、デラミネーション対応の考察
  11. 主なヒートシール不良と対応策の事例
    • よくある不良の事例について原因と対応策
  12. ヒートシール後の密封性の確認方法
    1. 簡易方法
    2. 検査機の使用
  13. 適正なヒートシールをするために
    1. 包装材料の保管法
    2. 充填包装機の留意事項とトラブル事例
  14. ヒートシール以外のシール技術
    1. 超音波シール
    2. 高周波シール
    3. 誘導加熱シール
    4. インパルスシール
    5. コールドシール

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