画像処理 / 符号化と画像評価

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ヒトを対象とした画像・映像処理においてはヒトの感性・視覚系を十分に考慮することが必要となる。そのためにはヒトの視覚システム (特性) や色覚特性を理解することが必要となる。  また、画像処理/符号化ためのシステムやアルゴリズムの研究開発のためには、そのシステムやアルゴリズムを評価するために優れた画像評価法が必要となる。  これら研究開発では被験者を用いた主観評価が重要な位置を占めているが、最近では、感性・視覚系に即した客観評価法も数多く提案されてきている。  本セミナーでは「ヒトの視覚システムと色覚系に対する基礎知識」から「主観評価法」の解説・「主観評価との相関性の高いヒトの感性・視覚系を考慮した客観評価法」までを解説・紹介する。

  1. 視覚システムとその特性
    1. 視覚系の構造
    2. 網膜による信号処理
    3. 視覚系の特性
    4. 色覚現象
  2. 表色系
    1. マンセル表色系
    2. CIE表色系
    3. 均等色空間
    4. デバイス・装置の色域
  3. 視覚システムに合致した画像処理/符号化
    1. 視覚システムに基づく画像処理手法
    2. ウェーブレット変換
    3. 視覚特性を考慮した画像処理/符号化
  4. 感性 (色覚系) に合致したカラー画像処理
    1. マンセル表色系とHSI色空間
    2. HSI各成分に対する画像処理手法 (HSI色空間)
    3. HSI各成分に対する画像処理手法 (RGB色空間)
  5. 感性・視覚系と合致した画像評価法
    1. 主観評価
    2. 感性と合致した画像評価法
    3. 視覚特性と感性を考慮した画像評価

会場

株式会社オーム社 オームセミナー室
101-8460 東京都 千代田区 神田錦町3-1
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