本セミナーは、たった1日で実務に使える機械加工技術の講座です。明日のモノ造りの原点は機械加工にあるといっても過言ではない。というのもモノづくりの初めの試作を行うときに不可欠なのは機械加工であるからである。数学や物理学をはじめとして4力 (工業力学、材料力学、熱力学、流体力学) を基礎として、機械加工学は、機械加工による製品製作などから治具・工具段取り、材料、熱処理などの状態を含めて、種々の関連技術を体系した学問である。
本セミナーでは、モノづくりに不可欠な製図と機械加工法との関係の基礎知識と技術をものし、現場で使えるようにする。
ポイントは、種々の機能加工技術やそれらの加工原理を理解し、温故知新の機械加工の周辺技術である材料、熱処理、製図、プラスチック成形、鋳造、鍛造などの技術は勿論、機械加工技術を中核とする新しい3DソリッドCAD・CAE・CAM・CAT・Networkシステムを中核とする新しいモノづくり革新技術や、今最新の同時5軸制御加工技術の活用をいかに実現するか?についても言及している点である。
種々の機械加工技術の事例を挙げて、自社がどのように機械加工技術を活用すべきか?機械加工技術を中核とする新しいモノづくり革新やデジタル技術の支援をいかに実現するか?をかわりやすく解説する。
- 第1セッション 「機械加工技術の基礎」
- モノづくりに不可欠な機械加工の基礎知識と技術をものし、現場で使えるようにする
- 加工の基本知識
- 製図と機械加工法との関係
- 機械加工技術から造られるLS460の進化と部品
- クルマはどのように機械加工技術で作られるのか?
- 後輪駆動装置 (デファレンシャルギア) の部品の加工法
- 製図 (図面) と素材と機械加工、部品検査との関係
- 機械製図の基本、図面は加工作業者への指示図
- 加工の基本知識、加工工程 (プロセス) の考え方
- 機械製図の基本、第三角法とは
- 機械系図面は第3角法
- 製図の基本知識 (線)
- 段付け軸図面の構図は旋盤の構造
- 旋盤構造 (加工) と図面との関係
- 図面上での工作物 (製品) の置き方 (長手方向)
- 製図 (製図) の基礎、材料費表記
- 段付け軸図面の構図は旋盤の構造
- 旋盤構造 (加工) と図面との関係
- 図面上での工作物 (製品) の置き方 (長手方向)
- 製図 (製図) の基礎、材料費表記
- 加工方法の概要
- 機械加工法とその目的
- 種々の加工法の分類
- 工作機械とその種類
- 工具について
- 切削材料 (工作物材料) の被削性
- 切削油剤
- 切削理論の基本
- 切削加工とは
- 切削理論の基本
- 切削機構上の剪断変形
- 切屑 (きりくず) の生成
- 船団核と切削速度について 角とすくい角
- 切屑形態
- 第2セッション
- 切削抵抗
- 構成刃先、切削条件、加工精度
- 構成刃先
- 切削条件の基本
- 加工精度と工作物表面粗さについても解説します
- 切削熱と切削シミュレーション
- 第3セッション
- 工具損傷・摩耗と工具寿命
- 旋削
- 旋盤とは
- 旋盤の種類
- バイト
- ボール盤加工
- ボール盤とその作業
- ボール盤の種類と特徴
- フライス加工
- フライス加工とは
- フライス盤の種類と構造
- フライス加工の工具
- 研削加工
- 研削加工の基礎と機械部品・金型製作
- 研削盤とは
- 研削盤の種類と構造
- 研削砥石の選択基準
- ダイアモンド砥石とCBN砥石
- 光学式ならい研削加工 (プロファイル研削加工)
- クリープ・フィード研削
- 歯切り盤とそのほかの工作機械
- 放電加工
- 放電加工とは
- 形彫り放電加工の基本知識
- 形彫り放電加工の加工電源方式
- 形彫り放電加工の電気条件
- 形彫り放電加工の加工液
- 形彫り放電加工の加工特性の基本
- 第4セッション
- NC (数値制御) 工作機械とメカトロニクス
- NC (数値制御) とは
- NC工作機械のソフトウェア技術とプログラミング
- NC工作機械の座標系と制御方式
- 各種NC工作機械の種類と特徴
- 同時5軸制御加工の概要とメリット
- 3DソリッドCAD/CAE/CAM/CAT/Networkシステムによるモノづくり革新
- 3DソリッドCAD/CAE/CAM/CAT/Networkシステムの必要性
- 従来の部品、金型設計・製作の流れ
- 3D4CNシステムによる部品、金型設計・製作の流れ
- 3D4CNシステムのハードウェアと情報の流れ
- プロダクトモデルによるモノづくり革新技術
ah3. 複数名同時申込割引について
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)
ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー
- 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
- お申し込み前に、 視聴環境 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー資料は、PDFファイルを配布予定です。
- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
- 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
ライブ配信セミナーをご希望の場合
- Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
アーカイブ配信セミナーをご希望の場合
- 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
- 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
- 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
- 視聴期間は2024年6月18日〜24日を予定しております。
ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。