製造業への3次元CADの導入が進んでおりますが、その利用度合いにバラつきがあることが最近の経済産業省の調査で明らかになっています。モデリングだけでの利用では、製品開発の高度化や効率化が期待できず、3次元CADの導入効果が上がりません。
本講座は、構想設計段階から3DCADを積極的に利用し、かつ3Dデータと2Dデータの組み合わせにより設計意図をより明確に伝える手法を提案します。すなわち「設計の高度化」と「設計アウトプットの高品質化」を一気に目指します。
また構想設計を題材に、3DCADにより「簡単な検討」を容易に行う“設計ツール”としての利用方法や、3D設計を立ち上げるための設計マネジメント術も解説します。
- 3D CAD
- 開発プロセスと構想設計
- 開発プロセスのステップにおけるCADの適用範囲
- 構想設計における2次元構想と3次元構想の使い分け
- いい加減な構想設計による手戻りの増大
- 従来型2次元構想設計の限界
- 手戻り例とその工数を検証する
- 構想設計で検討すべきこと
- 機構を持つ製品の場合
- 意匠形状を持つ製品の場合
- 3Dによる構想設計とその効果
- 3DCADで構想設計ができるか
- 具体的な3DCADでの構想設計方法
- 3DCADが実現するフロントローディング
- 3D構想設計の実例とテクニック (SolidWorks編)
- 各種の製品での3次元設計例
- 3DCADで簡単な検討を容易に行うコツ
- コンフィグレーションの活用方法 (SolidWorks編)
- 設計に役に立つTips集
- 3次元図面の活用
- 契約書としての2次元図面の必要性
- 3次元単独図 (MBD) の活用方法
- 2次元 – 3次元のハイブリッド図面の活用方法 (e-Drawings編)
- 設計情報改革 など
- 3Dモデルデータで表現できる設計情報とは?
(設計意図をより正しく伝える2D情報のあり方と作法)
- 3次元注記の現状と活用方法
- 色などの属性情報の活用方法
- 現状の後工程や協力企業への設計情報の伝え方
- 関係部署、協力企業が必要としている設計情報とは
- 情報の伝達方法とツールの利用方法
- 全社ならびに協力企業を巻き込んだ設計情報改革の進め方
- 失敗から学ぶ設計情報 (3次元設計) 改革
- ステークホルダーを巻き込む改革
- コンサルタントを活用して改革を加速する
受講者の声
- 再発防止と未然防止の手法について、学習できてよかった。自社に当てはめた際に、どこから着手していけば良いかはあまり想像できなかったが、今回のセミナー内容をチーム内で共有するところから始めて、設計品質の向上に努めていきたいと思った。
- 3D単独図の効果、課題について深く聞きたかったが、3Dを初めて導入する方向けの、実務詳細の部分が多かったので、参考になる部分が少なかった。
- Solidworksの具体的な手法が学べてよかった。また、知らなかった機能や手法を色々知る事ができてよかったです。
複数名同時申込割引について
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)
テキスト送付に係る配送料
ライブ配信・アーカイブ配信受講の場合、別途テキストの送付先1件につき、配送料 1,100円(税別) / 1,210円(税込) を頂戴します。
会場受講 / ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー
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- お申し込み前に、 視聴環境 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
- 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
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- セミナー資料は、郵送にて前日までにお送りいたします。
- 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
印刷物は後日お手元に届くことになります。
- Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
アーカイブ配信セミナーをご希望の場合
- 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
- 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
- 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
- 視聴期間は2024年7月3日〜9日を予定しております。
ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
- セミナー資料は別途、送付いたします。