研究開発部門は主に直接現場にて研究・開発に携わる部署、例えば中央研究所と長期ビジョンを考慮しつつ開発戦略を企画立案する部署、例えば開発本部から構成されている。夫々立場は異なるが良い研究開発テーマを選択し、早期に立ち上げ、実りある製品に育てたいと考えている。ただ数多くの研究開発テーマのなかから成功する、例えばプロフィットを生み出すまで成長させることは難しく、いくつかの研究開発マネジメントが論じられているが人材に頼るところも多々ある。
ここでは人材育成に焦点をあて、若き研究者のモチベーションを下げることなくより高め、優れた指導者に育てるかについて研究・開発・企画における人材マネジメントも織り込みながら、参加者とディスカッションをしながら一緒に考えていきたい。小生の経験がお役に立てば幸いである。
- 現在進行中の研究開発における問題点
- 市場の変化
- 技術の陳腐化
- 開発期間の長期化
- モチベーションの低下
- 研究開発の進捗管理の考え方と評価のポイント
- 進捗管理の目的と基本的な考え方
- 現在進行中の研究開発のチェックポイント
- 進捗管理システムの仕組み
- 現在進行中の研究開発の進捗度評価
- 目標の達成度
- スケジュールの達成度
- 資源の充実度
- 見積り値と実績の比較
- 研究開発の進捗管理のポイント
- 変化の予測と軌道修正のマネジメント
- 技術進捗度の狂いへの対応
- マーケット事情の変化への対応
- 研究開発者のモチベーション維持管理
- 研究開発テーマの継続・中断・中止の判断
- いつ、どの時点で判断すれば良いか
- 事業戦略・技術戦略からみた判断ポイント
- 中断・中止後の研究担当者のフォローと処遇について
- プロジェクトの解散の仕方
- 処遇等について
- 新しい研究開発へのモチベーションの高め方
- 研究開発の期限厳守とスピードアップ
- 研究開発の期限はなぜ狂うのか
- 期限厳守のための対策
- 研究開発のスピードアップと効率化
- これからの研究開発戦略
- 自社のDNA
- 自社の繁殖パターン
- イノベーションとニュービジネス
- マーケット戦略との連携
- 有望テーマと人選
- 技術を核に社会の技術課題解決に向けた開発
- 資源問題への対応
- リソースの配分と人選
- 求められる研究開発者像