昨今の設計部門には多くの負荷がかかっており、働き方改革が叫ばれているにも関わらず、なかなか帰宅できない、休日出勤が多いのが現状です。またコロナ禍により、在宅勤務せざる得ない状況でコミュニケーションが取れないことにより、多くの手戻りが発生しています。それには様々な理由がありますが、設計部門に実施すべき業務が集中しているためだと考えます。設計部門は会社の中で最も情報を有している部門であり、他の部門でも出来る事を情報を持っているが故、なぜか設計者が実施しなければならない状況になっています。
そんな中、完璧な設計をし、間違いの少ない図面を作成し、検図を実施するという事が果たして出来るでしょうか。やはり、業務が集中している中、コミュニケーション不足の中でも効率的に設計を進めなければなりませんし、ポイントをついた検図を実施しなければなりません。検図は本来、検図者と設計者のコミュニケーションの1つなのです。そこから、様々なノウハウが伝承され、設計者の能力をあがっていくのです。
本講座では、効率的に設計を進めた上で、必要な図面のみを検図する方法を解説します。また、その必要な図面に対しての検図のポイントを解説し、更なる設計品質の向上を図りながら、設計者能力を向上させていきましょう。その結果、今までの働き方を変え、より創造的な業務に集中できる環境を構築しましょう。
- 現状の検図の課題
- 必要な検図と不要な検図
- 不要な検図を実施する事による問題点
- 間違った設計プロセスと検図の進め方
- 正しい設計プロセスと検図の仕組み
- 課題まとめ
- 演習1〜現在の検図の課題を抽出しよう!〜
- 設計プロセスのあるべき姿と検図の役割
- 設計の基本概念
- フロントローディング
- 設計プロセスのあるべき姿
- 効率的な設計プロセスと検図
- 変化点管理の仕組み
- 検図の詳細プロセス
- 検図の詳細内容
- 検図に必要な準備物と仕組み
- 3DCADと変化点管理と検図
- グループワーク2〜検図の演習〜
- 自己検図の進め方
- 自己検図とは
- 自己検図のPDCA
- PLAN:チェックリスト
- DO:自己検図
- CHECK:間違いポイントの解析
- ACTION:チェックリストへのフィードバック
- 自己検図まとめ
受講者の声
- 検図に対する認識が変わり、今後実施することで、業務改善が見込めると感じた。
- 検図の手法以外にも、開発プロセスから掘り下げていただいてとても分かりやすかった。
- 参考になる内容でした。業務で活用可能な部分は活用していきたいと思います。
- 検図に対する意識を変える事のできたセミナーでした。現時点では検図する立場ではなく、自己検図側ですが、今後の設計に生かしていきたいと感じました。
受講特典
講師著書:「 正しい検図 – 自己検図・社内検図・3D検図の考え方と方法 」 (日刊工業新聞社) を進呈します。

複数名同時申込割引について
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)
テキスト送付に係る配送料
別途テキストの送付先1件につき、配送料 1,100円(税別) / 1,210円(税込) を頂戴します。
会場受講 / ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー
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- お申し込み前に、 視聴環境 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
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アーカイブ配信セミナーをご希望の場合
- 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
- 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
- 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
- 視聴期間は2024年5月31日〜6月6日を予定しております。
ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。