数式を使わない臨床統計学シリーズ (全3回)

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会場 開催

本セミナーでは、臨床統計学のセミナーを3テーマセットにした特別コースです。
セット受講で特別割引にてご受講いただけます。
通常受講料 : 126,000円 → 割引受講料 78,750円

日時

開催予定

プログラム

2012年7月25日「臨床統計学の基礎」 (数式を使わない臨床統計学シリーズ : コースI)

  1. 臨床統計学を用いた治療評価
  2. 標本による母集団の推測
  3. 母集団の統計モデリング
  4. 臨床データの種類
    • クロス表の種類
    • 生存時間データと打ち切り
  5. 代表的な統計モデル (1) :正規分布
    • 正規分布の仮定
    • 正規分布に従わないとき
  6. 代表的な統計モデル (2) :二項分布
    • 二項分布の仮定
    • 二項分布に従わないとき
  7. 代表的な統計モデル (3) :指数分布
    • 指数分布の仮定
    • 指数分布に従わないとき
  8. データの要約 (1) :
    • 平均値と中央値
    • 大数の法則と中心極限定理
  9. データの要約 (2) :
    • 割合と率
  10. データの要約 (3) :
    • 標準偏差と四分位範囲
    • 範囲
    • 標準偏差と標準誤差の違いと使い分け
  11. データの要約 (4) :
    • 平均値の差
    • 平均値の比
  12. データの要約 (5) :
    • 割合の差
    • 割合の比
    • オッズ比
  13. データの要約 (6) :
    • 生存曲線
    • ハザード比
    • 「比例ハザード」の意味
  14. 信頼区間
    • 「信頼水準95%」の意味
  15. 仮説検定
    • 帰無仮説と対立仮説
    • αエラーとβエラー
    • 有意水準とp値
    • 「有意水準5%」の意味
    • 検出力とサンプルサイズ
    • 「検出力80%」の意味
  16. 信頼区間と仮説検定の使い方
  17. 臨床統計学の落とし穴
  18. おわりに:統計学の「仮定」に着目すること

2012年8月29日「臨床試験デザイン入門」 (数式を使わない臨床統計学シリーズ : コースII)

  1. 臨床試験とは
  2. 臨床試験の目的
  3. 臨床的仮説の明確化
  4. 主要評価項目と副次的評価項目
  5. 臨床的な評価項目とその代替評価項目について
  6. 対象集団の定義と一般化可能性
  7. 適格基準と登録率
  8. 偏りとばらつき
  9. 偏りが生じる原因
  10. 対照
    • 同時対照と歴史対照
    • ベースライン対照
    • 平均への回帰
  11. ランダム化
    • 単純ランダム化
    • ブロック別ランダム化
    • 最小化法 (1) :
      • Pocock-Simon法
    • 最小化法 (2) :
      • Zelen法
      • 各手法の使い分け
      • 比較可能性
      • 調整解析の必要性
  12. マスク化
  13. 重マスク化、単マスク化、非マスク化
    • 評価プロセスのマスク化
    • 可能な範囲でマスクする方法
  14. ITT (Intention-To-Treat) の考え方
  15. 基本的なデザイン
    • 並行群間比較デザイン
    • クロスオーバーデザイン
    • 第Ⅰ相試験の典型的デザイン
    • 第Ⅱ相試験の典型的デザイン
    • がん臨床試験の典型的デザイン
    • 非劣性デザインと同等性デザイン
  16. サンプルサイズ計算の考え方
    • αエラー、βエラー、検出力
    • 「検出力80%」の意味
  17. おわりに:Sinple and conservativeの原則

2012年9月26日「統計手法の選び方と結果の読み方」 (数式を使わない臨床統計学シリーズ : コースIII)

  1. 統計手法選択の重要性
  2. 統計手法の仮定を理解すること
  3. 選び方の基本 (1) :解析の目的
  4. 選び方の基本 (2) :データの種類
  5. 選び方の基本 (3) :群の数
  6. 選び方の基本 (4) :データの要約方法
  7. 選び方の基本 (5) :パラメトリック法とノンパラメトリック法
  8. 平均値と中央値の解析
  9. 標本t検定
    • 対応のあるデータのt検定
  10. 標本t検定
    • 分散分析
    • Wilcoxonの符号付順位検定
    • Wilcoxonの順位和検定
    • Kruskal-Wallis検定
    • 等分散性の仮定について
    • 信頼区間
  11. クロス表の解析
    • Pearsonのカイ2乗検定
    • Fisherの正確検定
    • McNemar検定
    • 傾向性検定
  12. 相関の解析
    • Pearsonの相関係数
    • Spearmanの順位相関係数
    • 相関係数のp値と信頼区間
    • 相関係数と寄与率
  13. 生存時間分析
    • Kaplan-Meyer推定
    • ログランク検定
  14. 回帰分析
    • 線形回帰分析と最小2乗法
    • 単回帰分析と重回帰分析
    • 多変量解析について
    • 回帰分析と分散分析、共分散分析について
    • ロジスティック回帰分析
    • 比例ハザード回帰分析
    • 非線形回帰分析
  15. おわりに:応用編にむけて

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
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