FT-IRを用いた樹脂の劣化解析と寿命予測への活用可能性

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FT-IRの基礎的事項を踏まえた上で、劣化 (経過時間変化という意味で劣化という言葉を使用;老化と言う場合もありますが、本セミナーでは劣化と記載) 分析での使用例を提示していきます。  FT-IRを使用することでどのような知見が得られるか、測定方法の違いでどのような情報があるのか、FT-IRの他にどの装置を考えて解析を補強していくのかなどについて説明します。寿命予測に関しては、できるとはいえませんが、FT-IRでできることを例示し、皆様の知識の1つとして頂ければ幸いです。

  1. 分析の目的
  2. 樹脂および複合材料の劣化 (老化) とは
    1. 樹脂の経過時間に伴う変化
    2. 樹脂の違いによる劣化機構の違い
  3. FT-IRの基礎的事項
    1. FT-IRとはどのような分析装置なのか
    2. FT-IRから得られる情報
    3. FT-IRの縦軸と横軸、ピーク情報
    4. FT-IRの測定方法とそれぞれの特徴
      1. 透過法、反射法、ATR法
      2. 本体測定と顕微測定 (イメージング法を含む)
    5. スペクトルの解析
      1. 一般的な解析
      2. 劣化測定での解析
      3. 詳細ピーク解析
      4. ベースラインの解析
      5. ピークの定量
  4. その他の分析機器 (以下で使用している分析機器)
    1. SEM/EDS
    2. 熱分析装置
    3. GC/LC
    4. ケミルミネッセンスアナライザー
  5. 事例から見る劣化解析 (実際のトラブル例)
    1. ソルベントクラック
    2. オゾンによる劣化
    3. イオンによる劣化
    4. 熱劣化
    5. 水による劣化
  6. 劣化測定および寿命予測について考える (実験測定例)
    1. 促進試験に関して
    2. 加熱ATRアクセサリーを使用した例
    3. イメージング法を使用した例
    4. 測定方法の特徴を活かした測定例
    5. 近赤外領域の使用の可能性
  7. 劣化分析への課題

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