本セミナーでは、エネルギーハーベスティングの事業としての成功要因・失敗要因を指摘し、今後の有望市場および開発アプローチの解説と環境振動の特性、振動発電の原理、発電デバイスの開発動向について詳解いたします。
(2012年7月20日 12:45~14:30)
エネルギー・ハーベスティング (EH) 技術への注目が高まっているものの、市場は未だ萌芽期にあり、将来の市場拡大に向けた不透明要素は多い。そのような中で、事業化に先行する海外企業からは成功事例も現れ、優れた要素技術を持つ我が国企業は出遅れているのが現状である。 本講演では、各種EH技術の特性や開発動向、技術課題を俯瞰しつつ、事業としての成功要因・失敗要因を指摘し、今後の有望市場および開発アプローチへの示唆を与える。
(2012年7月20日 14:45~16:30)
近年、環境に薄く広く存在するエネルギーを電力として取り出す環境発電 (Energy Harvesting) が注目されている。エネルギー源としては、環境光、電波、熱、振動などが考えられており、得られる電力は小さいが、無線センサなどを長期間保守なしに使用可能とする技術として極めて有用である。なかでも、振動からの発電は、道路、鉄道などインフラの構造ヘルスモニタリング、自動車、航空機などの輸送機器、携帯医療福祉機器などへの応用が期待されている。 本セミナーでは、環境発電の意義、環境振動の特性、振動発電の原理、発電デバイスの開発動向と今後の課題について解説する。