金属材料の損傷防止・防食技術、トラブル対策の必須知識

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本セミナーでは、金属材料の基本的な特性から腐食・疲労破壊など基礎的な知識を一日で習得いただきます。
また、強度試験や材料分析、不具合調査の進め方などについても解説いたします。

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金属は自動車、電子機器、建築物など私たちの身近で様々なところに使用されており、生活になくてはならない材料の一つです。しかし、金属は消耗し疲労破壊や腐食などの損傷を引き起こします。疲労破壊は小さな亀裂から始まり最終的には破壊に至ります。疲労破壊は自動車、産業機械など応力、振動、回転などの負荷が強い環境で長期間使用した後に突然起こります。また、鉄を含めたほとんど全ての金属にはさびや腐食が発生します。腐食の特徴として、稼働中や使用中だけでなく保管時や輸送中にもさびや腐食が発生する可能性もあります。このような金属の損傷を防ぐためには金属疲労や腐食に関する知識が不可欠になります。  本セミナーでは疲労破壊や腐食の基礎知識やメカニズムを解説します。疲労破壊は応力集中や不純物介在物などが起点となり徐々に割れ進行します。そのため、応力集中を緩和し、割れに強い材料にします。腐食は金属表面が水や湿気などに触れることでさびが進行します。そのため、めっきや塗装をして防食します。疲労破壊や腐食のメカニズムと対策を体系的に解説します。

  1. 金属材料の損傷
    1. 金属材料の基礎
    2. 金属の3大損傷
    3. 金属の損傷事例
  2. 疲労破壊
    1. 疲労破壊のメカニズム
    2. 応力集中
    3. 疲労破面の特徴
    4. 疲労試験
    5. 疲労破壊に影響すること
    6. 熱処理と表面硬化処理
  3. 腐食と防食
    1. 金属とイオン
    2. 腐食の基礎反応
    3. イオン化傾向
    4. 不動態皮膜
    5. 腐食におよぼす環境要因
    6. 腐食の分類
    7. 局部腐食
      • 異種金属接触腐食
      • 孔食
      • すき間腐食など
    8. めっきと塗装
    9. 腐食試験
  4. 金属材料の特徴
    1. 鉄鋼材料
    2. ステンレス鋼
    3. アルミニウム合金
    4. 銅合金

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