本セミナーでは、差分法 (FD) 、時間領域差分法 (FDTD) 、有限要素法 (FEM) 及びモーメント法 (MoM) に着目し、基礎的原理などについて例題を交えて解説いたします。
最近のコンピュータの高速化や大メモリーを背景に電磁界のシミュレーション技術は急速な進歩を遂げている。 このような中、市販のシミュレーションツールの精度は極めて向上し、ユーザーに取っては、大変に便利なものになっている。しかしながら、そのシミュレーション技術の原理を知ることなく使用しているケースも多いように思われる。ブラックボックス化されたソフトから答えが出たとき、その原理を知っていればある程度の答えの精度に関する検討などができるケースもあると考えられる。 このような背景から、本セミナーでは、差分法 (FD) 、時間領域差分法 (FDTD) 、有限要素法 (FEM) 及びモーメント法 (MoM) に着目し、その基礎的原理などについて、その理解を助ける例題などにも出来るだけふれて解説する。